無水マレイン酸

無水マレイン酸とは、化学式C_４H_２O_３からなる有機化合物の一種である。

概要

無水マレイン酸は、文字通りマレイン酸から脱水することで作られる酸無水物である。

　　　　　　　　　　　　　　マレイン酸　　　　　　　　　→（脱水）→　　　　　　　無水マレイン酸

（マレイン酸C_４H_４O_４－水H_２O＝無水マレイン酸C_４H_２O_３）

ネタ的に言って最大の特徴は、なんといってもその人型の分子構造である。

有機化学の世界では、通常水素を省略して構造を表記する為に、普通の構造式そのままでは専門外の人には何のことやら分かりづらい。しかし、脱水部を上側に置き、水素をつけることにより、急に人型に見えるようになることが下の動画からお分かり頂けると思う。無水マレイン酸ロボなどと呼ばれる事もある。

中央部にある五員環の環状構造の内、４つの炭素がsp2混成軌道となっているため、全体として平面構造をとる。そのため立体的に考えても破綻なく人型に見え、３Dモデル化が容易である為、以下のような動画が造られるにいたったと思われる。

棒人間的外観、ドラえもんの様な丸い手、五員環からちょこっと生えた短足な水素、関節が足りない事によるかわいらしい動きなど、何かと萌え要素が多い。

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このタグが付いているのは編集者の物を含め二つしかない。まさに需要のないタグである。今後に期待したい。

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関連項目

• 有機化学
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