石川矢筒(いしかわ すとっく)
かの那須与一と並び称される鎌倉時代の弓聖、石川先生が死中で会得した禁断の秘技。迫り来る蒙古の大軍勢を前に一矢一殺の覚悟で敢然と立ち向かった石川先生であったが、遂に矢筒が空になり絶体絶命の窮地に陥る。が、石川先生は鬼気迫る形相で自分の身体に刺さった幾本もの矢を引き抜き己の武器とし、敵の矢をその身に受け自らを矢筒と化してなおも蒙古軍と死闘を繰り広げた。頭を複数の矢で射抜かれても仁王立ちし次々と兵士を射殺していく石川先生の姿に、蒙古軍は戦意を喪失し撤退を余儀なくされたと伝わる。
この秘技を会得するには、身体を矢尻で貫かれても意識を保てる強靭な肉体と精神力が不可欠である。並の者は身体に矢尻が食い込む痛みに耐えることが出来ず会得を断念し、熟練者ですら死に至ることも珍しくない。真髄を極めれば脳天に矢を数本突き刺しても一滴の血を流すこともなくなると言われているが、それを可能としたのは石川先生ただ一人とされている。
ちなみに現代の対馬では、手芸に用いられる針刺しは矢が頭に突き刺さった石川先生を由来とする説が伝わっており、地元の民芸品売り場では石川先生をモチーフとした針刺しが密かな人気を集めている。
元ネタは2020年7月27日に投稿された、とある『Ghost of Tsushima』プレイヤーのツイートより。
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https://twitter.com/xxSeri/status/1287596568976084992
「戻矢の護符」を装備し味方NPCに撃った矢は暫くの間身体に残り続け回収可能な仕様を活かし、石川先生にわざと矢を放ち矢筒として利用する遊び方を投稿主は提唱。
添付された画像もツッコミどころ満載であり、
それらの要素が絡み合いシュールな絵面を生み出している。
当該ツイートは、一日も経たない内に数万のリツイートといいねがなされツシマプレイヤーたちの間で話題となる。ちなみに、この方法は石川先生でなく他のNPCでも可能だが、やはり味方を撃つことに躊躇いを感じるプレイヤーは存在し、弓の達人であり撃ってもあまり心が痛まない石川先生が最も相応しいと考え実践に至る者も多い。
なお、本作の矢の所持数は最大強化してもかなり抑えめであり、実用性も皆無というわけではない。その身を挺して矢を提供する光景に、今まで邪険に感じていた石川先生に愛着を感じ本気で「先生」と慕うプレイヤーも少なくないという。
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最終更新:2024/12/22(日) 14:00
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