笠松青葉 単語

カサマツアオバ

笠松青葉(かさまつ あおばとは、ライトノベル妹さえいればいい。』に登場するキャラクターである。

概要

原作6巻で初登場。一人称は「私」。誕生日10月2日で、原作6巻の時点で16(17?)歳。スリーサイズは非開。黒髪ポニーテールの現役女子高生弟と妹がそれぞれ1人ずついる。

ギフト出版GF文庫に勤める女性小説家ペンネームで活動している。第15回GF文庫新人賞において『ソラキオク』で優秀賞を受賞し、念願のプロデビューを果たす。担当編集者山県きらら

可児那由多の熱心なフォロワーであり、『ソラキオク』も那由多の『シリーズ』に大きなを受けている。また『シリーズ』のような純文学を好む一方で、異世界転生モノやハーレムモノといったステレオタイプライトノベルを見下しており、新人賞授賞式では「くだらない作品ばかりが跋扈するこの時代を終わらせる」と大見得を切っている。ただその自信とは反対に実力は生まれもっての天才である那由多に及ばず、審員の海津真騎那からは「可児那由多劣化コピー」と辛辣な評価を受けている。

原作9巻において、担当編集の山県きららからこのまま発売しても可児那由多劣化コピーと言われるだけと忠告を受ける。しかし青葉は自身の実力を信じて疑わず、発売して世に評価を問いただそうということで編集・山県との諍いはひとまず落ち着く。

ヒット作『シリーズ』と雰囲気が似ていることもあり、『ソラキオク』は処女作ながらそこそこ売れるも、山県の予想以上に世間の評価は辛辣なものだった。自信だった青葉も連日連の酷評に心を折られ、先輩作家で「憧れの」羽島伊月に相談しに行く。ハーレムモノを見下していた青葉だが、3人きょうだいの長女である彼女にとってという存在は密かな憧れで、そんなが魅力的に描かれているの作品に青葉はハマったのであった。

デビュー当初、同じくインターネット上でボロクソかれたは経験者としてのアドバイス青葉に送る。そんなの温かい言葉に青葉も再び小説家としての自信を取り戻す。以降、青葉のことを「お兄ちゃん」と呼び慕うようになった(青葉は「師匠」と呼ぼうとしてたが、が「お兄ちゃん」と呼ぶよう改めた)。

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