結ヶ丘女子高等学校

結ヶ丘女子高等学校とは、ラブライブ!スーパースター!!の舞台となる高等学校である。

概要

東京都渋谷区の表参道・原宿・青山という三つの街のはざまに立地する私立の女子高で、ラブライブシリーズでは初の新設校である。テレビアニメ1期では1期生（1年生）のみであったが、2期では1期生が2年に進級し、新たに2期生が入学している。

虹ヶ咲学園に続き学科は複数で、普通科と音楽科が存在する。学科によって制服が違うという新しい要素も追加され、普通科は従来のビジュアル通りの紺の制服であり、音楽科は白ベースの制服である。もっとも1期途中で「制服の選択は自由」ということになり、普通科に転科した嵐千砂都のみならず、音楽科在籍のままの葉月恋も紺の制服に変わってしまっている。

恋はこの学校の設立者の一人娘であるが、現理事長とは血縁関係はない。

前身

かつてはここに「神宮音楽学校」という別の学校が存在していた。校名は「音楽学校」であるが、カリキュラム的には音楽科の高等学校と推測され、現在の結ヶ丘と制服デザインが似ている。結ヶ丘設立者である恋の母はこの学校の出身であり、廃校となった旧音楽学校の再建を目的としていた模様。校舎については再利用している可能性が高いが、学校法人としての現結ヶ丘と旧音楽学校の関係は不明である。ただ、旧音楽学校の伝統を受け継いでほしいと言われているようである。

廃校危機？

7・8話において、恋からかのん達に「学校を運営していくお金がない」との宣告があり、新設校であるにも関わらず存続の危機に陥っていたという前代未聞の事態が判明した。このことは他の生徒には知られていない（理事長に関しては不明）。
音ノ木坂学院、浦の星女学院と廃校の危機に関してはこれが三度目であるが、当初から危機について明かされていないのはこれが初^[1]。
その後、12話において入学希望者が増えたこと、恋の父からも援助の申し出があったことが明かされ、解決した模様である。

付記

• 結ヶ丘は新設校であるが、恋は結ヶ丘を「母の作った学校」「母の遺した学校」と言っている。恋の母は既に故人であり、学校を開校することはできないが、どうやら生前に学校法人を設立し開校準備をしてきたため、そう理解しているようである。
• 恋は結ヶ丘の経営責任を自分が負っているような発言をしているが、それを本来負うのは理事長である。たとえ恋が設立者の娘として、結ヶ丘の経営安定に貢献する必要を感じているにしても、家の資産を投じるのは妥当な手段とは言えないであろう。
• 神宮音楽学校は、恋の母の卒業後にあまり間をおかず廃校になったと推測されるが、そうすると結ヶ丘開校まで十数年程度、あれほどの立地の物件が再利用されず放置されていた可能性がある。
• 教員は一人も描写されていない。そのかわりなのか理事長が異常に活用され、部活動の公認の判断や部室の手配、生徒会長選挙の不正摘発、生徒会長への叱責、果ては一生徒の海外留学への打診など、教師がするべきことを自らおこなっている。教師仕事しろ。

関連項目

• ラブライブ!スーパースター!!
• 音ノ木坂学院
• 浦の星女学院
• 虹ヶ咲学園

脚注

1. *浦の星女学院はアニメ版においては最初はぼかされており、途中から統廃合の話が持ち上がっていたが大本のGsマガジン版では廃校が最初から決まっていた