絶滅危惧種とは、以下のことを表す。
国際自然保護連合(IUCN)が絶滅種や絶滅の恐れのある種をレッドリストにまとめている。
日本では環境省自然環境局や各都道府県が、状況を調査し保護事業を行っている。→ 環境省レッドリスト・レッドデータブック 絶滅危惧種情報検索
絶滅危惧種というとトキやホッキョクグマなどが有名である。地域によってはミノムシ(オオミノガ)やメダカなど、一見身近そうな動物も絶滅危惧種に指定されている。ちなみにオオミノガに関してはオオミノガヤドリバエという外来種による寄生が原因と考えられている。
現在日本においてはIUCNのカテゴリに基づいた絶滅動物のカテゴリを下記のように設定している。
カテゴリ | 概説 |
---|---|
絶滅(EX) | 野生では勿論飼育下においても絶滅している種。 |
野生絶滅(EW) | 野生では絶滅している種。 |
絶滅危惧IA類(CR) | 近い将来絶滅する可能性が非常に高い種。 |
絶滅危惧IB類(EN) | 近い将来絶滅する可能性が高い種。 |
絶滅危惧II類(VU) | 現在絶滅する可能性が高まりつつある種。 |
準絶滅危惧(NT) | 現在絶滅する危険はないが、今後絶滅の危険性が高まるかもしれない種。 |
情報不足(DD) | 評価を下すのに十分な情報が得られていない種。 |
絶滅のおそれのある地域個体群(LP) | 個体群としての絶滅の可能性が高いもの。 |
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最終更新:2023/09/22(金) 18:00
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