自動車警ら隊

自動車警ら隊(自動車警邏隊)とは、警察部隊のひとつ。

略称は『自ら隊』。

概要

自ら隊は各都道府県警・警視庁に於いて、所轄警察署の垣根を超えて都道府県内の全域を自動車でパトロールする部隊である。

警邏(けいら)とはパトロールの日本語訳である。なお、警邏の「邏」の文字は常用漢字外であるため、平仮名表記となっている。

大阪・岡山・宮城・群馬の各都道府県警では『機動警ら隊』という部隊名になっている。

任務

自ら隊の任務は主に街頭犯罪の阻止である。
交通機動隊と機動捜査隊の両方を足して2で割ったような任務を行う。

街頭をパトカーで巡回し、交通取り締まりを行うほか、不審人物や不審車両に対する職務質問を行う。
また、緊急通報が入った際に現場に真っ先に駆けつける先遣部隊としての役割を担う。

すなわち、警察の最前線部隊のひとつといっても過言ではない。

自ら隊員の殆どは職務質問に長けており、職務質問のノウハウを部下に教え込む教官資格を持つ者が多い。

成果

交通違反の取り締まりの際、所持品検査や車内捜索を路上で徹底的に行うのが自ら隊の特徴。
その際、違法薬物や凶器所持、飲酒運転・無免許運転等の重大な犯罪の摘発を数多く行っている。

そのことから、パトカーのプロ集団・エース部隊とも呼ばれることがある。

これらの成果は警察24時系の番組でも数多く取り上げられている。

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関連項目

• 警察
• パトロールカー
• 職務質問