送れええええええええええええええとは、『行け!稲中卓球部』の登場人物、田中の台詞である。
単行本10巻に収録されているその108「箱トラベラー」にて登場。
“きれて”イチゴのショートケーキやエッチグッズ、岩下のパンツなどにも一切興味を示さない、何もかもがど―――でもよくなった田中の発言。
このセリフを受けた前野と伊沢により田中は段ボール箱に入れられ、なぜか超適当に宛先を書かれたにもかかわらず翌日にはどこかの農家に届きそこで温かい歓迎を受け今度は娘夫婦のもとへ届けられた。
ここでも思いのほか丁寧に迎え入れられるも、ここから田中は勿論、贈り主も面識がない住所へやはり段ボールで届けられていく田中。
ある時は怖そうなオニイサン、またある時は大学生っぽいお姉さん、次は会社でこき使われている泣き上戸のサラリーマンの元へと送られていく。
順風満帆に送られ生活を続けていたが、最終的になんと卓球部顧問である柴崎の住所へと送り届いてしまう。
これによって田中の壮大な旅は終わりを告げた。
しかし、この旅によって彼は精神的に大きく成長を遂げ、これからは「オレはオレの出会ったやさしい人達のタメにがんばる」ことを決めたのであった。
次回の「人助け」では鉄格子に収監された怪物としてさっそく練習をサボるなどし、今回の発言が心にもない嘘であったことを暴露するのだが。
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最終更新:2025/12/14(日) 13:00
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