選

選とは、以下のことを表す。

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• 選 - 数を決めて選定したものにつく接尾辞。　例：日本の歌百選
• 選 - 選挙の略
• 侯選（? - ?） - 後漢末の武将
• 銭選（? - ?） - 宋末元初の文人画家

漢字として

常

選

Unicode

U+9078

JIS X 0213

1-33-10

部首

辶部

画数

15画/16画

音読み（常用）

セン

訓読み（常用）

えらぶ

意味

1. 選ぶ、詩などを選びまとめた書物、数える、善い、揃う、整える、遣る、送る、万、（旋と通じて）めぐる
2. （算と通じて）数える

〔説文解字・巻二〕には「遣はすなり」「一に曰く選、擇（えら）ぶなり」とある。遣と選は韻を踏んでいる。

字形

辵＋巽の会意、巽声の形声説がある。巽は備わる、供えるという意味の字。供えることから遣る意味があるとする説がある。

白川静は巽を二人が舞い踊り神に奉納する字とし、そこから選に、整う、優れる、選ぶという意味があるとする。

音訓

音読みは、1.の場合（漢音、呉音）、セン、2.の場合、サン（漢音）。訓読みは、えらぶ、える、よる。名のりに、かず・かつ・のぶ・よし、がある。

規格・区分

常用漢字であり、小学校4年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。

語彙

選挙・選考・選手・選出・選択・選任・選抜・選別

異体字

• 𨕖は、〔康煕字典〕に「巺に从ひて作る」とある異体字。
• 𨓟は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
• 撰は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
• 簡体字は选。

𨕖

Unicode

U+28556

部首

辶部

画数

12画

𨓟

Unicode

U+284DF

部首

辶部

画数

10画

选

Unicode

U+9009

部首

辶部

画数

10画

関連項目

• 海外の姓名の一覧