R1化

R1化とは、NHKラジオ第2の送信機の一部に設けられている機能である。NHKの技術部門が使っている運用用語。

概要

• R1 - NHKラジオ第1のこと
• R2 - NHKラジオ第2のこと

一時的にラジオ第2放送の送信機の送信周波数をラジオ第1放送の送信周波数にすることでメンテナンスによる放送休止を削減する試みである。地震など突発的な災害、けしからん北朝鮮ミサイルなど軍事攻撃またはまがいをされた際にも速やかに情報を伝える目的で考え出された。

送信機の特性が違うので調整回路を設けて周波数にあわせて切り替えることによって高品質、いわゆる「きれいな電波」が送信できるように工夫されている。

設けられている送信所

• NHK札幌放送局、NHK江別ラジオ第2放送所 - JOIB 747kHz 500kWをJOIK 567kHz 90kWとして運用
• NHK放送センター（東京）、NHK菖蒲久喜ラジオ放送所 - JOAB 693kHz 500kWをJOAK 594kHz 200kWとして運用
• NHK大阪放送局、NHK羽曳野ラジオ放送所 - JOBB 828kHz 300kWをJOBK 666kHz 90kWとして運用

関連リンク

• 鉄塔にネット！！ 何をしているの？　

関連項目

• NHKラジオ第1
• NHKラジオ第2