NHK放送センターとは、東京都渋谷区神南2丁目にある日本放送協会(NHK)の本部である。
NHKの本部で事務所、番組制作施設、送出施設等がある。放送法第17条に書かれている「主たる事務所」はこの施設。建物は東館、西館、本館、NHKホール、北館がある。1964年日本に返還されたアメリカ軍の居住区、ワシントンハイツ跡の一部払い下げを受けて建設された1964年開催の東京オリンピック国際放送センターを再利用している。それ以前は千代田区内幸町にあったNHK東京放送会館。
老朽化により建物の建て替えをしている。2020年東京オリンピックの終了後に着手した。放送開始100年を迎える2025年(令和7年)運用開始を目標に工事が進められている。予定工費は1,700億円。
2022年現在、中波放送としてNHKラジオ第1放送とNHKラジオ第2放送、超短波放送のNHK-FM放送、短波放送を用いた国際放送のNHKワールド・ラジオ日本の番組制作、送出をおこなっている。
FM補完放送(ワイドFM)やAMステレオ放送を実施していない。前者は元々FM放送を実施しているため、後者は放送法第15条『協会は、公共の福祉のために、あまねく日本全国において受信できるように』を満たすには多額の投資が必要で、現実的に不可能であるためである。
FM文字多重放送と実験局であるがデジタルラジオ放送は実施していた。
インターネットを用いた配信は行っており、独自のらじる★らじると民間放送向けのradikoで配信している。
命名ルールはNHK東京放送会館を踏襲。Cは放送「センター(Center)」のC、Rはラジオ(Radio)のR。
欠番のCR507スタジオ~CR508スタジオはCT511スタジオ~CT512スタジオとしてテレビスタジオとして使われているもよう。
詳細について国際短波放送はKDDI八俣送信所、その他はNHK菖蒲久喜ラジオ放送所で解説したい。
2022年現在、NHK総合テレビジョンとEテレ(NHK教育テレビジョン)の番組制作、送出をおこなっている。
2022年現在、BS1、BSプレミアム、BS4K、BS8Kの番組制作、送出をおこなっている。センター内に地球局主局「渋谷局」がある。
放送センター内にある拠点局相当の組織、首都圏放送センターに代わって設置された。
関東甲信越地方向けの番組(地域情報番組)制作を首都圏放送センターが請け負っていたが、NHK本部の各部署が拠点機能を分担して対応していた。また、首都圏(東京都内)に「拠点放送局」が無かった事情から、2020年8月に首都圏放送センターとNHK本部が分担していた拠点機能を集約する形で設置。2021年には東京都内での受信料関係の対応も首都圏局に集約している。
対象地域は東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県(総合テレビの放送エリア)。ラジオ第1放送も含めれば茨城県・栃木県・群馬県も加わる。一部の時間帯や土・日・祝日のニュース・気象情報については新潟県・長野県・山梨県も加わることがある。
2025年度で放送中の番組は太字、首都圏局設置前に開始した番組も含む。
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最終更新:2025/06/12(木) 22:00
最終更新:2025/06/12(木) 21:00
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