Mai(SynthV) 単語

1886件

マイ

2.0千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

Synthesizer V AI Mai」とは、歌合成ソフトウェアSynthesizer V」用のAIデータベースである。

概要

Dreamtonics社による歌合成ソフトSynthesizer V」は、歌データベースを切り替えることによって様々な質・キャラクターの歌合成することができる。

その歌データベースは「Synthesizer V」本体の提供元であるDreamtonics社以外にも様々な企業から発売されているが、この「Mai」はDreamtonics社自身が提供している。その関係で、「Synthesizer Vユーザーへのサービス、あるいは利用促進という面もあってか「Mai」自体は無料提供されている。ただし、利用には「Synthesizer V Studio Pro」本体が必要である。

2022年10月27日デモソングとともに発表され、その後2022年11月10日に「Synthesizer V Studio Pro」のバージョン1.8.0b1ユーザー向けにリリースされた。

公式Twitterによれば「ハリのあるポップな歌が特徴で、ダンスミュージックからアイドル系、特にJ-Pop全般に適しています」とのことである。

商用利用については「MaiDreamtonicsの他の歌データベースと同じライセンス条件が適用されるため、Maiを使って作成した作品の商用利用に制限はありません。」とのこと。[1]

なお、公式の「キャラクター設定」や「画像」などは発表されていないようだ(2022年11月19日現在)。キャラクターイメージ画像を開している人(例えば「Froggy」氏exitなど)もいるが、これは個人が歌からのイメージで描いた非公式のものである。

当初は音提供者は非開だったが、2023年3月15日シンガーソングライターほのかであることが発表された。

関連動画

リリース当日の2022年11月10日から、複数のユーザー動画投稿している。以下に数作品を紹介するが、英語楽曲が含まれている点からもわかるように、多言に対応している。

これら投稿者たちの感想コメントでは、「先発Synthesizer V AIデータベースらとべても、AIによる自動歌合成が強であり、ベタ打ち(未調声)でもかなり自然な歌を出してくれる」といった感嘆のが多いようだ。

Maiは「Synthesizer V Studio Pro」の新バージョン「1.8.0b1」専用としてリリースされたが、このバージョンでは新たに「今までの歌唱合成エンジンを大きく進化させたDiffusion Probabilistic Models(DPM)ベースの歌合成技術に対応」したと発表されている。

DPM(Diffusion Modelsとも)技術は近年画像生成AIにおいて使用され有名になったものだが、これを歌唱合成技術に応用したものであるらしい。「これまで以上に自然な発音とニュアンス再現ビブラートを中心とした正確な音程を実現します。」とのこと。

要するに、先発の歌データベースらと一線を画している「Mai」のは「この技術に対応した最初の歌データベースであるから」という面もあるかと思われる。ちなみに、先発AIデータベースも順次更新されてこのDPM機に対応していく予定であるそうだ。

関連リンク

関連項目

脚注

  1. *Synthesizer V Studio 1.8.0b1 アップデート | Dreamtonics株式会社exit
この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
ニコニ広告[単語]

提供: ゲスト2

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/05/31(金) 10:00

ほめられた記事

最終更新:2024/05/31(金) 10:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP