「meteor」とは、英語、ハンガリー語、ドイツ語などにおける名詞の一つである。
「流星」(流れ星、星が流れている)という現象を表す名詞として用いられる単語(隕石そのものを表すときには「meteoroid」が用いられる)。
語源はギリシア語の「meta(~の上の)」と「aero(空気)」を合成した単語「μετέωρον (metéoron)」で、これは「上空の」や「空中の」といった意味しか持たなかった。こうした経緯もあり、名詞としての用法でなく、「meteorology(気象学)」、「meteorite(隕石)」、「meteoroid(流星物体)」など「meteor-」という接頭辞として使われる場合も多い。
読み方は「ミーティア」「メテオ」「メテオール」など。英語などでの主流の読み方がミーティアで、メテオやメテオールはフランス語流の発音に寄るが、地域差や個人差によっても変化し、定かでない。
余談ながら、英語においては、イギリス英語が「ミーティア」と発音するのに対して、アメリカ英語では[t]の発音に癖があり、「ミーディア」と濁る。
先述したように、この単語には「ミーティア」と「メテオ」また「メテオール」などといった読み方の揺れが存在する。地域差が激しく、また個々人によって解釈の分かれる側面もあるのだが、日本というのはこの両方が同単語として区別されずに、明確に異なる名詞としての用例を持つ珍妙な国の一つである。
その用例については各単語記事も参照されたいが、創作においては、前者は女性名、後者は男性名として用いられがちな傾向があるようである(もちろんそうでない用例も存在するが)。女性名がaの発音で終わり、男性名がoで終わるという西洋等におけるいわゆる性名詞の影響が考えられよう。
上記のようなカタカナ表記の読みはmeteorに基づく事が多いが、英語圏におけるメテオは「meteo」という綴りで表現される場合に明確に区別されるようである。英語圏では前述のmeteorology(気象)の略語として用いられており、またこの単語はフランス語で「気象」を表す(Météo)。
掲示板
1 ななしのよっしん
2022/12/12(月) 08:13:58 ID: AfexnKbCcH
記事作成お疲れさまです
そうか、「meteor」「ミーティア」「メテオ」それぞれの記事冒頭にその綴りを使って言い表す事物を列挙する形にするわけか…興味深いまとめかただ
2 初版作成者
2022/12/13(火) 18:42:43 ID: 9EmVZrTfAy
改良ありがとうございます。
3 ななしのよっしん
2023/03/29(水) 13:35:43 ID: fJJI00Gsvy
スマブラで相手を下に吹っ飛ばす事を日本ではこう言うけど海外だとスパイクって言う方が一般的らしい
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最終更新:2024/12/04(水) 00:00
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