リュウセイグン
流星群とは、以下のことを表す。
彗星・小惑星などの母天体から放出された「流星物質」が、母天体の楕円軌道に沿って太陽の周りを周回しており、これをダストトレイルと呼ぶ。このダストトレイル内を地球が横切り衝突することによって、流星群が出現する。
地球はこのダストトレイルの中を突っ切るため、天球上の一点を中心に放射状に流星が観測される。この中心点を放射点(輻射点)という。なお流星は放射点近くだけを流れるわけではなく、放射点から90度以上はなれたところでも流れる。このため、観測の際には放射点をじっと見つめるよりも、放射点を中心に空全体を眺めるようにすると流星を見つけやすくなる。
主な流星群はこの放射点がある星座や近くの星の名前をつけて呼ばれることが多い。
ダストトレイルは、流星物質が軌道の一部に集中しているものから軌道全体に拡散しているものまで様々である。流星物質の密度が高いダストトレイルと地球が衝突すると、流星雨(流星嵐)と呼ばれるほどの流星が降り注ぐ。11月17日頃に極大を迎えるしし座流星群はその母天体であるテンペル・タットル彗星の周期と同じおよそ33年ごとに大出現をすることで知られ、近年では2001年に流星雨が観測された。
※ 活動期間・ピークはおおよその日付。
※ ZHRは「天頂出現数(Zenith Hourly Rate)」の略で、観測者に見える流星の理論的な最大数を表す数値。
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最終更新:2022/05/23(月) 08:00
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