S&D(Search and Destroy)とは、FPSゲームCoDシリーズに実装されているゲームモードの1つである。
簡潔に述べると、S&DとはFPSゲームCS(Counter-Strike)シリーズに実装されている爆弾解除マップルールをCoDで再現したものである。
S&Dは攻撃側と防衛側の2チームに別れ、1ラウンド2~3分のラウンド制で行われる。ランクマッチ、いわゆる野良試合では4ラウンドを先取したチームの勝ちである。
攻撃側のラウンド勝利条件は制限時間内にマップ上に2つあるオブジェクトのどちらかに時限式の爆弾を仕掛け、破壊することである。反対に防衛側のラウンド勝利条件は制限時間中、攻撃側からにオブジェクトを守り抜くことである。
S&Dの特徴は、プレイヤーはラウンド中に死亡した場合、次のラウンドまでリスポーン、つまり復活できないことである。各ラウンド中に死亡したプレイヤーは次のランウンドが開始するまで味方チーム視点の観戦者となり、ゲームから取り除かれる。
オブジェクトの爆破が目標であることに加え、ラウンド中リスポーン不可能である特徴をもつことから、S&DはCoDでCSの再現を狙ったゲームモードであるといえる。
前項で述べたようにS&DはCS(Counter-Strike)を模倣したものであり、あたかもCoDの挙動でCSをプレイしているような気分になれるゲームモードである。
しかし、CoDシリーズにはキルストリーク、PERK、武器のアタッチメントなどのCSには無かったオリジナル要素が多数実装されており、これらの要素はCoDに既存のFPSゲームには無かったアクション性やマルチキルによる爽快感を与える代わりに、CoDからCSの醍醐味であったプレイヤーの射撃能力に依存したシビアな競技性を奪っている。それゆえ、たとえS&Dでも、CoDではCSなど古くからあるFPSのような競技としてのゲームはできない。
そこで、CoDでもFPS本来の競技性重視のゲームを可能にするため、CoDプレイヤーコミュニティが中心となってS&Dにおける『縛り』ルールが考案された。
『縛り』ルールでは、キルストリーク禁止、ほぼ全てのPERK禁止、武器へのアタッチメント装着禁止など、CoDをCSに近づける工夫がなされている。 詳しくはコチラを参照してほしい。
この『縛り』ルールはCoDプレイヤーコミュニティの名前をとって『CJCルール』や『CyACルール』と呼称され、Call of Duty: Black Ops Ⅱにおける各種コミュニティ主催の大会で採用されている。
また、現在稼動しているCall of Duty 4: Modern Warfareのサーバーのうち、Pro MODを導入しているものも、この『縛り』ルールを採用している。
この記事は2013年1月21日にmokuminが、S&Dを今よりもっと多くの人に知ってもらうことでプレイ人口を増加させることを目的に作成しました。現在、S&Dルールの試合はCoD4のクラン戦などで盛んに行われているようですが、筆者はCoDシリーズのFPSゲームはBOとBOⅡしかやったことがなく、ゆえにこの記事も同2タイトルでS&Dでプレイした経験に基づいた構成にせざるを得ませんでした。
そこで、もし「S&DつったらCoD4のPro MOD一択だろ。BOから始めたニワカが調子のってんじゃねーよks。」とおっしゃられる方がいらっしゃいましたら、ぜひ記事への加筆、修正をお願いします。
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最終更新:2024/12/21(土) 22:00
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