SUNMANとは、サンソフトから発売されるはずだったファミリーコンピュータ向けのビデオゲームである。
真っ赤なコスチュームに身を包んだ筋肉隆々のアメコミ風ヒーロー「サンマン」が、様々な危機から人々を救う横スクロールアクションゲーム。開発は故・飯野賢治氏、作曲は高山ヒロヒコ氏が手掛けている。
縦横無尽に地を駆け空を翔び迫りくる敵をバタバタとなぎ倒していく、無双系に近いアクション性が特徴的で、1988年には仕上がっていたこのゲームは、しかしついぞ売り出されることはなかった。
何を隠そうこのゲームは「スーパーマン」として開発されたゲームである。
「バットマン」をゲーム化した実績などからサンソフトが再び依頼を受け制作したものの、何らかの理由で頓挫。キャラクターを「サンマン」に差し替えるも、結局発売には至らなかった……という経緯があったものと考えられている。同様の経緯で「ターミネーター」のゲームも没となっているが、こちらは「ラフワールド」としてキャラクター差し替え後無事に製品化された。
何か宣伝が行われることもなく発売中止となったようで完全に歴史の闇に葬られていたが、何らかのルートでプロトタイプのゲームデータが発見。密かにROMが出回っているらしい。
余談ではあるが、「Happily Ever After」という未発売のファミコンゲームも高山ヒロヒコ氏が作曲を手掛けていた。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/22(日) 19:00
最終更新:2024/12/22(日) 18:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。