オリビア(マリオ)

オリビアとは、ゲーム『ペーパーマリオ オリガミキング』に登場するキャラクターである。

概要

『ペーパーマリオ オリガミキング』の仲間キャラクターの1人で、今作における相棒ポジション。黒幕のオリーの妹だが、兄の計画に反対したため、ピーチ城の地下に閉じ込められていた。マリオに助けられた彼女は、兄の野望を阻止するべくマリオと共に行動することとなる。

明るくおっとりとした性格をしているが、かなりの天然でいわゆる「アホの子」である。思い込みの激しさから変な勘違いをしてしまうことも多く、「ボム平」を筆頭にキャラクターの名前をよく言い間違える。また、計算が苦手だったり、肝心なことを忘れたりと、天然エピソードを挙げると枚挙に暇がない。とはいえ、ゲーム中にいつでも呼び出して聞けるヒントは的確であり、相棒ポジションとしての役割はしっかりと果たしている。今作の世界観や設定は実はかなり重いのだが、彼女の性格はそれらを中和するのに一役買っている。

また、心優しく仲間想いな一面もあり、大切な仲間を失った際は深く傷ついている。

世界各地に存在する魔法陣の上に乗ると、マリオにカミの手の力を与える。また、ボスバトルではカミさまに変身して攻撃するなど、マリオの冒険をあらゆる面からサポートしてくれる。

ゲーム中の活躍

この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。

ゲーム中盤、彼女は大海原のオリガミ職人の家で生まれたことが明かされる。オリガミ職人のキノピオは、オリガミ祭りのメインを飾る出し物としてオリガミ城を製作し、そこの主として、オリガミの王様であるオリーと、その妹のオリビアを作った。その際、職人はオリガミに命を吹き込む「いのち折り」によってオリーを生み出したのだが、なぜかオリーは激昂し、職人を壁に閉じ込めてしまう。

オリーは自身を生み出した「いのち折り」を習得していたらしく、オリー自身の手によってオリビアが作られた。その後、オリガミに使う道具と一緒に家を出ていったとされている。オリビアはオリーを補助する目的で作られたようだが、結果的に彼女はオリーの考えに反対し、対峙することとなった。

最終決戦では、オリガミ職人のメモに書かれていた魔法陣で巨大なハンマーに変身し、マリオとの協力で見事オリーを打ち倒すことに成功する。改心したオリーの遺言を受け取った彼女は、彼の紙を使って千羽ヅルの最後の一羽を完成させ、「オリーによってオリガミにさせられたものを全て元に戻す」という願いを叶えた。

しかし、それはオリーによって作られたオリビアがいなくなることを意味していた。キノコ王国には平和が戻ったものの、マリオはオリビアと別れることになり、オリガミ祭りに展示されたオリガミ城を寂しそうに眺めるのだった。

100%コンプリート後にエンディングを見ると、オリガミ職人が新たに小さなオリーとオリビアを作り、オリガミ城に二人を置く映像を見ることができる。

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関連項目

• ペーパーマリオ オリガミキング
• 折り紙
• アホの子
• オリー王
• カミさま
• マリオシリーズのキャラクター一覧

ペーパーマリオシリーズの仲間
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ペーパーマリオ オリガミキング	オリビア - ボム平 - 考古学者キノピオ - カメック