ペーパーマリオ オリガミキングとは、2020年7月17日に発売されたNintendo Switch専用ソフトである。
ピーチ姫からオリガミまつりの招待状を受け取り、キノピオタウンへ向かったマリオとルイージ。しかし、到着してみると、そこはもぬけの殻。不思議に思いつつもピーチ城へ向かうと、そこにはオリガミになったピーチ姫の姿が!
現れたオリー王は、マリオの仲間のペラペラを折りたたみ、世界を「オリガミ王国」に作り変えると宣言。巨大な紙テープがピーチ城を取り囲み、城を遠い山の上へ運び去ってしまいました。
マリオはオリー王の妹「オリビア」と、同じペラペラ同士のクッパ軍団と共に、オリー王の野望を阻止するべくピーチ城へ向かうのでした。
| ペーパーマリオ オリガミキング | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| ジャンル | アドベンチャー |
| 対応機種 | Nintendo Switch |
| 開発元 | インテリジェントシステムズ |
| 発売元 | 任天堂 |
| 発売日 | 2020年7月17日 |
| 価格 | 5,980円(税抜) |
| 対象年齢 | CERO:A |
| ゲームソフトテンプレート | |
2020年5月14日に突如発表された、ペーパーマリオシリーズ最新作。
タイトルにも書かれている通り、今作では「オリガミ」を用いたギミックが登場する。魔法陣を発動させることで「カミの手」が出現し、コントローラーを傾けて仕掛けを解いていくことになる。
攻撃は敵を整列させ、一気に攻撃する新しいバトル。前々作『スーパーシール』や、前作『カラースプラッシュ』と同様、パズルとアクションを融合したバトルシステムとなっている。
そして、マリオファンにとってたまらないのは、クッパやクッパ軍団と協力し、共に旅をする点。シリーズでも人気のあった仲間が復活し、行く先々で出会いと別れを繰り返すことになる。ちなみに、クッパとの共闘は『マリオ&ルイージRPG3!!!』以来、およそ10年ぶり。
近年のペーパーマリオシリーズは、既存キャラクターのアレンジや、マリオの世界に影響を及ぼすキャラクターが作れなくなったことが明かされており[1]、今作でもマリオの世界と全く関係のないボスキャラクターが登場する。プレイヤーが操作するマリオは、主にオリガミにされてしまったクッパ軍団のキャラと戦うことになる。そのため、既存の敵キャラクターはマリオと共闘する関係にあり、町の住民として会話したり、時には協力して戦ったりするようになった。
また、今作には、キャラクターの体の一部がくり抜かれたり、バラバラになったりするシーンがあり、シリーズ特有の黒い任天堂要素が満載。紙なのをいいことに、CERO:A(全年齢対象)でやりたい放題やっている。「一度オリガミ兵にされてしまったら元には戻れない」など、要所要所で明かされる設定も重い。
また、前々作『スーパーシール』や前作『カラースプラッシュ』では、ストーリーはあってないようなものだった(クッパが悪さをしたのでこらしめる)が、今作ではオリジナルキャラクターと仲間の登場によりそれらが改善されている。
今作では、ピーチ城がカミテープでぐるぐる巻きになっており、入るためには5つのカミテープを全て破壊しなければならない。マリオはカミテープを追って世界各地を旅することになる。各地には土地神的な存在の「カミさま」と、カミテープを守る「ブンボー軍団」がおり、それぞれ中ボスとボスの役割を務めている。カミさまを倒せばオリビアが変身できるようになり、フィールド上やバトルで能力を利用できる。
また、各地にはカミッペラで埋められるスカスカ穴と、折られてしまったキノピオたちが存在する。スカスカ穴を全て埋めれば、博物館で聴ける楽曲が増えるほか、キノピオは助ければ助けるほどバトルで応援に加わる数が増えていく。これらはやりこみ要素となっており、地図で各地の達成率を確認できる。
世界各地に存在する魔法陣で発動。マリオの手が長く伸び、仕掛けを解いたり、壁をめくったりできるようになる。ジャイロセンサーを用いて操作するが、ボタン操作への切り替えも可能。
今作のバトルシステムは、非常に特徴的なものとなっている。マリオを取り囲む円形のフィールドに敵が配置されており、プレイヤーは制限時間内に限られた手数で敵を整列させる。整列では、全ての敵を縦一列か2×2に並べると成功となり、マリオの攻撃力が1.5倍になる。整列後は攻撃手段の選択に移行し、所持している武器からどれを使うか選んで攻撃を行う。残りの敵が3体以下になるとチャンスとなり、整列の必要がなくなる。
ボスバトルでは、通常のバトルと異なり、中央にボスが配置されている。プレイヤーは、フィールド上の矢印や攻撃アイコンを並べ替え、マリオがボスのもとへたどり着けるようにルートを構築しなければならない。時には魔法陣が配置されることもあり、カミの手を使ったり、以前に倒したカミさまの力を借りたりして攻撃を行う。
また、コインを消費してキノピオに助けてもらうことができる。キノピオは敵の配置を簡単にしてくれたり、ボスバトルではマリオの進むルートを示す矢印を表示させたりしてくれる。
| マリオシリーズのRPG | |
|---|---|
| スーパーマリオ RPG |
スーパーマリオRPG |
| ペーパーマリオ シリーズ |
マリオストーリー - ペーパーマリオRPG - スーパーペーパーマリオ - スーパーシール - カラースプラッシュ - オリガミキング |
| マリオ&ルイージ RPG |
1 - 2 - 3 - 4 - ペーパーマリオMIX |
掲示板
1026 ななしのよっしん
2024/10/29(火) 22:42:27 ID: BseNV+TN+F
これは単にペパマリシリーズの開発元が
本家=任天堂から版権借りてる側ゆえに
独自色の強い攻めた表現をやるのがはばかれるスタンスになってるだけじゃないかね
例えばキノピオないし既存要素の使い回ししまくりの表現保身のパマリシリーズに対して
本家任天堂のマリオオデッセイやワンダーなんかは本家故にチャレンジしていて攻めていて新しい要素が多かった
他にも別開発元のケイデンスハイラルもキャラやアイテム表現とか攻めてないけど
本家のティアキンや最近だと知恵かりは攻めてた(開発元は別だけどシリーズは本家)
自分らでオリジナルタイトル作るなら好き勝手できるだろうけど
他人から借りてるってなるとそれは難しくなるんだろうね心理的に
1027 ななしのよっしん
2024/10/29(火) 22:58:55 ID: BseNV+TN+F
マリオデが着替えや乗っ取りなど新しいシステム
旅行に色んな異なる文化の国とか
とにかく表現もシステムも攻めてたのに
ペパマリシリーズだけはそこまで踏み込まないのがねぇ守りに入りすぎ
先ず[ペーパー]って一つの造形に縛られてるところで画一的になってしまうし
キャラデザもペーパーで統一されてたり、本家マリオの既存キャラの使い回しばかりなのもね
シリーズとして見てもまだ2作目のペパマリRPGまでは斬新さがあったけど今や長くなってマンネリ
せっかく[絵的/ペーパー]って面白くなる題材使ってるのだから
絵画、漫画絵、文字系、落書き調、グラフィティ/壁絵、書類デザインなど
もっと色々とできそうなもんだが
マリストからの仕掛け本的・ペーパークラフト的なデザインに囚われ過ぎてるように思える
1028 ななしのよっしん
2024/10/29(火) 23:12:54 ID: r0Ntc+2Jmu
まあ本家系列もなんだかんだしばらく妙な固執を感じるようになっちゃっててオデッセイでようやく吹っ切れた感じだから、そのへんは次のタイトルがどうなるかじゃないかな
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最終更新:2025/12/10(水) 06:00
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