こうじょうけんがくとは (コウジョウケンガクとは) [単語記事]

　こうじょうけんがくとは、星のカービィ64の5-4で流れるBGMの事である。作曲者は石川淳。タッチ!カービィと星のカービィウルトラスーパーデラックスにこの曲のアレンジがある。

概要

　星のカービィ64の5-4はこのゲーム屈指の初見殺しと言われている。今は住む者が居なくなった極寒の星で動き続ける謎多き工場を舞台としており、ベルトコンベアーを逆走したり、即死判定のプレスギミック（7区画中3区画に存在）を数多く掻い潜らなければならないからだ。

　最初のプレスギミックは逆走するベルトコンベアーの上をデデデでシャッターを壊しながら進まなければならず、次のプレスギミックは地面の凸凹が多くて通り辛い上に安全地帯が分かり辛く、最後のゴール手前の物は上に上る天窓を通り過ぎた先（つまり、急いでいかないと即死）の所にクリスタルがある、というプレイヤー虐めっぷり。

　そして、このステージにかかるBGM『こうじょうけんがく』は、ここにたどり着くまでに聞いてきた5面の曲とは打って変わって工場らしいメカメカしている重苦しい曲であり、聞いただけでこの初見殺しステージの嫌な記憶を無理やり呼び起こす代物である。
それ故、『こうじょうけんがく』というタグには『トラウマソング』『みんなのトラウマ』『初見殺し』というタグと一緒になる事が多い。

　ちなみに、この曲のアレンジが流れる場面は当然のごとく、タッチ!カービィではプレスギッミック（それも1区画全ての床を使って、という極悪っぷり）、USDXではベルトコンベアーを使ったミニゲームに流れている。