02(ゼロツー)とは、以下のことを指す。
本項では1.について記述する。
星のカービィ64で、クリスタルを全て集めてから通常ラスボスのミラクルマターを倒すと出てくるファイナルスターで待ち構えている。名前が酸素の化学式(O2)に似ているため、よく酸素と呼ばれている。
頭上に天使の輪があり、頭には絆創膏が貼られている。また両側に赤い羽根を持っており、ゆっくりと羽ばたかせている。
ゼロツーは妖精の星リップルスターにあるクリスタルを狙って襲撃した黒い雲の首領。リップルスターを瞬く間に暗雲で覆ったがリボンがクリスタルを持って逃走したため追っ手としてリムル・リムロ・リムラを派遣。その後、自らはリップルスターの女王(王女?)にファイナルスターごと憑依。クリスタルを全て集めきらずにミラクルマターを倒すと、リップルスターを覆っていた暗雲はクリスタルによって取り除かれるが、女王に憑依したゼロツーは手付かずのままで終わってしまう。いわゆるBADENDである。クリスタルを全て集めた状態でミラクルマターを倒すと、クリスタルからビームが女王に照射され、中からファイナルスターとなる黒い雲が出てくる。
ファイナルスターは足場こそ少なくて危険だがエヌゼットしか敵がいないためレベル7にしては難易度はそれほど高くない。ラストステージだけに仲間が総出で助けてくれる。ステージの最奥に居るデデデ大王に吹っ飛ばしてもらうと、いよいよゼロツー戦が始まる。この戦いではリボン+クリスタル(妖+晶)という特殊なコピー能力で戦う事になる。3Dシューティングゲームのようにゼロツーが放ってくる弾を回避しながら、目→頭上の天使の輪→弱点の尻尾(ここで初めてダメージになる)の順にクリスタルで攻撃していく。後、ダメージにはならないがゼロツーの左右にある翼を破壊すると仰角が限られるようになり攻撃が避けやすくなる。意外と忘れられがちだがLボタンを押すと左回転、Rボタンを押すとカービィが右回転する。敵弾を回避するのに役立つが、調子に乗って回りすぎると逆に被弾するので注意。ちなみにゼロツー戦では他のステージと違って途中で止める事が出来ない(選択肢が「つづける」と「がんばる」になり、どちらを選んでも戦闘続行となる)。ゼロツーを倒すと、ファイナルスターも消滅して真のエンディングとなる。
また、02戦の音楽は非常に定評があり、公式ではスマブラXで「VSゼロツー戦」、非公式では「妖晶零弐」などのアレンジが存在する。YouTubeでは外国人がアレンジしたゼロツー戦BGMも多数上がっている。この曲がいかに、内外を問わず人気なのかを物語っている。
余談だが、真エンディングを見た後に見られる真スタッフロールではゼロツーが血の涙を流している。そのためか、よく血の涙を流しているゼロツーのイラストが見られる。海外の人が描いたゼロツーの絵は血が大量に流れ出ている事が多く、グロテスクである。
「カービィのエアライダー」では、シティトライアルの「VSボス」の一体として25年ぶりに再登場。名前は「ゼロ・ツー」表記で、(イラストでの出演を除けば)25年ぶりの登場となった。戦闘BGMはもちろんというべきか、上記の「ゼロツー戦」の新規アレンジが用いられている。
デザインは「64」から大きくアレンジされており、多数の紙片のような三角のホログラムが赤い目玉を取り巻き、ゼロ・ツーの本体と上部のヘイローを形成しているといった風貌。攻撃手段も64の時よりも豊富になっており、弾幕の他にもレーザーやビームなど遠距離攻撃が多彩となっている。
ゼロ・ツー戦のフィールドは他のボス戦と異なり、長い直線の通路の奥にボスが待ち構えている形となっていて、弾幕やレーザーを避けながらボスの元にたどり着かねばならない。さらに一定時間が経過するごとに、全プレイヤーがボスから遠く離れたスタート地点へと強制的にワープさせられてしまう。そのため、ゼロ・ツー戦では戦闘系能力だけでなくマシンの速度を上げておくことが重要となる。ボスの元に素早くたどり着くことができればより長い間攻撃のチャンスが生まれるため、有利になるだろう。
実に25年ぶりのゲーム出演が叶ったことや、カービィ生みの親である桜井政博氏が直々に手掛ける作品への参戦となったことに、SNSでは歓喜するファンの声も多数見られた。上記の通り外見が「64」版とかなり異なることや、戦う場所が電脳空間かつ時々電子音がするといった要素から、オリジナルではなくクローン剣士ダークマターのように複製された存在なのでは、などと考察するプレイヤーもいるようだ。
名前から、星のカービィ3のラスボス「ゼロ」との関連性があると思われるが公式からは何も言われておらず、真相は黒い雲の中である。ゼロの死後の姿という説もあるとか。
特に公式で発刊されたプププ大全にもダークゼロと並んで「ダークマター達との関連性は不明」となっている。
掲示板
257 ななしのよっしん
2025/12/04(木) 04:44:47 ID: jNPiPzvkR1
64の話だが、彼らがクリスタルを掌握しようとしたのは何のためだったのだろうか?
そもそも、3でダークマターが本隊を率いて再来したのは、単にポップスターが魅力的な星だったからというだけではなく、カービィへの復讐もあったのではないかと思う。
それに、ミラクルマターが対カービィ用ともとれる能力を持っていたことも踏まえると、やはりゼロツーもカービィへの復讐を企てていたのではないかと思われる。
だからこそ、クリスタルという弱点を潰しておくことで、彼らは確実にカービィを消そうとしていたのではなかろうか。
258 ななしのよっしん
2025/12/07(日) 21:48:35 ID: PAHqFRkGEy
>>250
「桜井政博のゲーム作るには 番外編 カービィのエアライダー編」が待たれる…
いや、前半のひたすら避けまくるターンをこうエアライダーで解釈するのかという話ではあるんだけど、確かにこの考え方だとしっくり来る
259 ななしのよっしん
2025/12/14(日) 03:12:57 ID: eKulNFNJuf
>>255
ゼロツーレーザー、メカデデデビーム、マルク砲はそれぞれ固有のエフェクト+SEになってるね
真正面から見ると規模はゼロツー>メカデデデ>マルクで、エフェクトの激しさも同様
マルクの切り札はブラックホールだから単純比較はできないけど、ダークマターの親玉は伊達じゃない
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最終更新:2025/12/24(水) 21:00
最終更新:2025/12/24(水) 21:00
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