アクションゲームとは、コンピュータゲームのジャンルの一つである。略称はACT。
人間(プレイヤー)が画面上の特定の対象(プレイヤーキャラクター)を操作して遊ぶゲームのうち、特に(通常は一人の)プレイヤーキャラクターを直接的にリアルタイムで動かしてステージ上を駆け回り、自身の操作の腕前によってステージの目的を達成すること自体を楽しみの主眼とするゲームの総称である。
コンピューターゲームの黎明期から存在し、時代に合わせて進化と細分化を続けてきたジャンルであるため明確な定義はなく、最も広義の意味ではテーブルゲームとRPG以外の大半が入ってしまう。
そのため、現状「アクションゲーム」という場合リアルタイム性を持ってキャラクターを動かすものでも、独立したジャンルを築いているスポーツ、レース、対戦格闘、2DSTGは含まない場合が多い。また、FPSのように1ジャンルを築き上げて半ば独立的に扱われるものや、ARPGなどRPGと融合したものもある。
アクションゲームには、2Dアクションと3Dアクションの2種類が存在する。操作する対象、プレイ可能な人数、ゲームの目的・システム等によって、更に細かく分類されている(下記、サブジャンル参照)。
キャラクターを動かし、ステージ内の敵やトラップに対処しつつステージの目的を達するということは共通なのであるがその実態は実に幅広く、マリオやソニックのようにごくシンプルな操作とルールの下でひたすらに自分の操作の腕だけを頼りにゴールに向かって駆け抜けていくものから、ロックマンのようにある程度のキャラクターの性能強化や武器等の使い分けを要素としてもつもの、FPSに代表される多彩な武器を使い分けRPGのように情報収集もしながら戦略的にミッションを攻略するものまである。
タイムやスコアの概念が存在するゲームの場合、通常とは違う遊び方(タイムアタック、スコアタック)でやり込むことができる。自分で目標を立ててやり込むプレイヤーも多い。
左右と高さの2次元で出来た空間(ステージ)を舞台にしたアクション。
キャラクターが飛行可能でない場合、基本的に左右移動とジャンプを基本操作とする場合が多い。
縦と横以外に、奥行きの概念の加えた2Dアクションも存在する(→ベルトアクション)。
FC初期の2Dアクションでは、異常に難易度が高いものが多かった(例:魔界村、忍者龍剣伝etc...)。
スーパーマリオブラザース |
星のカービィ |
ロックマン |
ソニック・ザ・ヘッジホッグ |
こちらは現実世界と同じ3次元の空間を舞台にしている。
三次元になったことで視点(カメラワーク)という概念が存在し、1人称視点と3人称視点によって視界や操作方法が異なる。終始1人称視点で進むゲームはFPSと呼ばれ、3Dアクションとはほとんど別物として扱われている(シューティングでなくても)。
全方向自由自在に動き回れることのメリットは大きく、探索要素を仕込みやすく、仕掛けや武器などの種類も桁違いに豊富となるため高密度なゲーム体験が可能である。
また、現実世界と同じ次元なので非常にリアリティを高めることができ、ゲーム内でのイベントをさも現実世界での出来事のように体感したり、映画や漫画のキャラクターになりきって遊ぶことができる。
ただ、視点の狭さ・見辛さにより周囲の状況を把握し辛かったり、要素が多いために複雑なボタン入力を要求されたり、初心者が3D空間に放り出されてもどっちに行けばいいか解らなくなってしまったり、3D酔したり・・・といったように、3Dアクション独自の問題点も多い。
スーパーマリオ64 |
デビルメイクライ |
クラッシュバンディクー |
バイオハザード |
ニコニコ動画においては、あえて自分から理不尽な仕様にしていく縛りプレイ動画、極限まで無駄をなくしたTAS動画、常人には真似できないスーパープレイ動画等が人気を博している。常に操作し続けなければならないという性質上、実況プレイ動画の題材とするためにはそれなりのマルチタスク能力が求められる。
ニコ生においても、生主同士でタイムやスコアを競う大会や、オンラインにおける生主とリスナーの対戦・協力プレイなどが盛んである。
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最終更新:2025/12/06(土) 16:00
最終更新:2025/12/06(土) 16:00
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