エスターク 単語


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エスターク

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エスタークとは、ドラゴンクエストシリーズに登場する地獄の帝王である。

「進化の秘法」を生み出した張本人。

概要

ドラゴンクエストⅣ

エスターク(リメイク版Ⅳ)初めての登場はDQⅣ。アッテムト奥の神殿で眠っている。

最初は眠っていて、起きると不完全なローテーションで行動する。眠っているときにぶきみな光を発動させたりする。また、このときの彼の色は青色である。

高い攻撃力と強力なこごえるふぶきを扱うが、ラリホーマが高確率で効くという特徴がある。しかし、眠っている時のぶきみな光連打の方が下手すれば起きているときより激しい攻撃になるため、素直に起こしておいた方がいいかもしれない。

攻撃パターン
  • 凍てつく波動
  • こごえるふぶき
  • 大きく息を吸い込む(気合ため)
  • ぶきみな光(眠っている時限定、全体50前後ダメージ、軽減不可)

ドラゴンクエストⅤ

エスターク ver.SFC2回目の登場はDQⅤで、このときは裏ボスとして登場する。

ラスボスのミルドラースより圧倒的に強いため、彼の影をさらに薄くした。

HPと攻撃力が極めて高い上、かなりの頻度で凍てつく波動を放ち、攻撃を一人に集中して行うなど、レベルが低いと瞬殺されることもあったりする(特に 波動→かがやくいき のコンボは強烈)

色が青から茶色に変わっている(DQⅣの変身前デスピサロと同じ)

ヒャド系の武器がよく効くことでも知られており、早く倒すためには吹雪の剣や氷の刃を装備できる仲間モンスターおよびキャラクターが求められる。

ちなみにIVの時と同じく、いつも寝ていたためかラリホーマがよく効く。しかもVではぶきみな光のような行動がないため、このことを知っているプレイヤーには眠らされた挙句フルボッコにされることも少なくない。ただし2回攻撃のため起きるのも結構早い。

SFC版では、撃破後に「この私がたった○ターンでやられてしまうとは・・・。」という言葉を残し、掛かったターン数を教えてくれることから、一定ターン以内に倒すと仲間になるといったデマが出回った。リメイク版ではこのデマを受けて、本人こそ仲間にならないものの、『プチターク』という彼の息子が仲間になる。

ちなみに、彼が居る洞窟の中にあるすごろく場が密かな楽しみなようである。

攻撃パターン
  • 不規則行動。完全2回行動
  • 攻撃
  • 凍てつく波動
  • メラゾーマ
  • イオナズン
  • 灼熱の炎
  • 輝く息

ドラゴンクエストⅧ(3DS版)

 なんと3DS版Ⅷにも出張。さらなる隠し要素「追憶の回廊」の最終ボスとして登場する。相変わらず眠っており、目覚めたと同時にいつもの質問を行い戦闘となる。

 本作の裏最終ボスにふさわしくレベル99かつ全スキルマスターでも苦戦するほどの異様な強さ。通常攻撃は300~500ほどのダメージを弾きだし、イオナズンやメラゾーマはエスタークのみの特別仕様で通常の倍以上の威力(例:イオナズンで全体350ほど)。灼熱もこの直前に戦う追憶のドルマゲス同様特別仕様で、全体に400以上のダメージ。

 さらに必殺の一撃という特殊攻撃があり、これは必中かつ1000以上のダメージというほぼ即死技である。

 素早さもそこそこあり、装備を整えたゲルダやゼシカくらいしか先手を取れない。攻撃が激しいためベホマズンが欲しいがⅧ主人公の素早さが低めのためピオリムはほぼ必須(Ⅷの素早さは回避にも関わるので重要)。

 幸いなのはここまでの追憶ボスで多かった3回行動ではなく、完全2回行動止まりな点か。

 正攻法で戦うのならとにかく超威力のブレスや呪文への対抗策が必要。幸いこの時点でブレス・呪文半減の女神の盾が2つ入手できるので、ゼシカやゲルダにぜひとも装備させること。この他、軽減系は「○ダメージ軽減」よりも「2/3に軽減」といった装備を選ぶ方がいい(はぐれメタル鎧等)。前者はもはや焼け石に水になっている。

 フバーハやマジックバリアもかけたいところだが、最優先でピオリムをかけ、先手を取れるようにしよう。凍てつく波動も頻繁に行うのでテンション溜め戦法は得策ではない。

 …と、ここまで正攻法で戦った場合の攻略法を書いたが、実はこいつには致命的な弱点がある。

 そう、シリーズをプレイしている人なら察しは付くと思うが、ラリホーが弱耐性止まりなのだ。ゲルダ、ゼシカとラリホー(ラリホーマ)を使えるキャラが複数いるためハメ倒しも十分可能。

 ただし2回行動なため割とあっさりと目を覚ます。油断は禁物である。

 勝利すれば初回は「帝王の腕輪」を入手。これはダメージ2倍という恐ろしいチートアイテム…なのだがもう使う相手は少ないためオマケのようなもの。

 2回目以降は規定ターン数以内に倒すと台詞が変化する。

その他

  • ドラゴンクエストⅦではエスターク自体は登場しないが、クリア後の隠しダンジョンに『エビルエスターク』という彼によく似たモンスターが登場する(姿はエスタークを模した紫と金色の鎧の腹にデスピサロの顔がくっ付いた感じ)。
  • 正体はDQⅥで登場したテリーである、ダークドレアムと関係がある、などの噂がある。幾つかの根拠を元に考察するファンも多いが、どれも推測の域を出ておらず、エスタークの正体も「地獄の帝王」や「邪神」といった説明付け以外は、依然不明のままである。なお、体色の違いからIVとVのエスタークは別人で、Vのエスタークは記憶を失ったデスピサロではないかという推測もあるが、モンスターズではエスタークの体色が茶色で統一されているし、リメイクでのデスピサロの最期や6章の存在からその可能性は否定されていると見ていい(一応6章はパラレルのようなものと公式でも説明されているが)。
  • 前述どおり、DQVの有名なデマで、「とあることをすればエスタークが仲間になる」というものがあった。これはエスタークを倒すと何ターンで倒したかをわざわざ教えてくれること、Vは仲間モンスターという新しい概念が出来たばかりの作品だったことがデマが出来た原因である。なおデマの内容は地域によって違い、「規定ターン以内に倒す」「とあるアイテムを使って規定ターン以内に倒す」など多種にわたる。Vの発売から数年経った後もまだ広まっていたため、ついには公式が「エスタークが仲間になるというのはデマです」と発表したほどであった。このデマを公式が採用した結果できたのが、VIでのダークドレアムさんによる大魔王フルボッコ、リメイクVでのプチタークである。
  • モンスターズシリーズでも当然他の魔王たちと同様に登場しており、1・2ではデスピサロとキングレオ(ともに進化の秘法つながりのモンスター)を配合することで誕生。さらにゴールデンスライムと配合でミルドラースが、2ではデスピサロとの配合でサイコピサロが誕生する。
  • またジョーカーシリーズからはクリア後の裏ボスとして登場しており、10ターン以内に倒すと仲間になる(元ネタはもちろん上記のデマ、無印ジョーカーのみターン制限なし)。ジョーカー2以降はギガボディの3枠の巨大モンスターとして登場している。ちなみにジョーカー2では3枠中HPは最高ながらも、攻撃力は最低という今までの見た目と威厳を覆すような設定になっていたためネタにされていたが、プロフェッショナル(完全版)からは新たな特性の追加や能力値の強化により大幅に強くなった(その代り今度は素早さが最低クラスまで落ち込んだが)。なおジョーカーからは配合方法が変更され、作るのはかなり難しくなっている。
  • またジョーカー2プロフェッショナルでは裏ボス版のエスタークもものすごく強化されており、HPは9999、各ステータスは味方版の上限の2倍近くまであり、特に攻撃力1500という恐るべき攻撃力でプレイヤーを屠る最強のボスとして君臨していた。しかも特性「ウトウト」によって開幕時に寝ていることがあるが、さらに特性「ねがえり」があるため寝ている状態でも攻撃してくるため、「貴様らなど眠っていても勝てる」という台詞通りにやられることもしばしば。
  • ジョーカーの流れを受け継いだテリワン3Dおよびイルルカ3Dでも登場。テリワン3Dでは200種類以上のモンスターを集めると扉が解放されるため、頑張ればクリア前でも戦える。イルルカ3Dでは裏ボス撃破後に貰える鍵の世界のボスを務めており、いずれもジョーカーシリーズ同様10ターン以内に倒せば仲間にすることが可能(イルルカ3Dの場合はとあるテクニックから仲間にすることは推奨されていないが)。さすがにジョーカー2プロフェッショナルよりは弱体化しているものの、相当な強さを誇る。
  • さらにイルルカ3Dではグランエスタークというジェノシドー、しん・りゅうおうたちに連なるさらなる進化系が追加されており、クリア後の追加シナリオで大きくかかわる(ネタバレ反転)。

関連動画

左:ラリホーマ無双。 右:エスタークの姿。

左:DQⅣ版エスタークのBGM。 右:DQ9でのエスターク。

関連商品

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関連項目

  • ドラゴンクエストⅣ
  • ドラゴンクエストⅤ
  • ミルドラース
  • ドラゴンクエスト関連用語の一覧
  • 岸田メル
  • 災厄の王(←白反転、ドラクエ10のネタバレあるため要注意)
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