スイープトウショウとは、2001年産の栗東・渡辺栄厩舎所属、渡辺師引退後は栗東・鶴留明雄厩舎に所属していた元競走馬である。
主な勝ち鞍は宝塚記念・エリザベス女王杯・秋華賞など。
父エンドスウィープ、母タバサトウショウ、母父ダンシングブレーヴ。父は日本でも種牡馬入りしていたフォーティナイナーの後継種牡馬として、2000年から日本でスタッドイン。しかし日本共用時に3世代を残して他界。母はトウショウ牧場の基幹牝系・ソシアルバターフライにつながる「トウショウ牝系」。
2003年の2歳デビュー時から人気を集め、新馬戦、ファンタジーステークスと連勝。
しかし本番の阪神ジュベナイルフィリーズでは一番人気に押されるものの5着と敗れてしまう。
3歳時、オープンレースでの勝利後、渡辺師が定年のため引退、鶴留厩舎へ所属を変更する。
このときに主戦騎手も角田晃一から池添謙一へと変更された。
桜花賞トライアルのチューリップ賞を優勝。しかし、桜花賞では5着、
優駿牝馬では2着とG1での勝利に恵まれないまま3歳春を終える。
その後ローズステークスを経て秋華賞に出走。見事、今までのリベンジを果たし優勝する。
古馬となってからは人気を落とすものの安田記念で2着、
宝塚記念で39年ぶりとなる牝馬での優勝を果たした。さらに秋にはエリザベス女王杯も優勝する。
さらに年を重ねても重賞ではたびたび連対し、G1戦線で存在感を示し続けた。
6歳のエリザベス女王杯を最後に現役を引退。繁殖入りした。
2020年12月5日、スワーヴリチャードの子を受胎した状態で永眠。19歳だった。
2~3歳時は出遅れ癖、古馬になっても馬場入りを極端に嫌がるなど周りを悩ませ続けた。
特に調教ではどれだけ関係者が努力しても数十分その場から動かず、調教が出来ないこともままあった。このことによりレースを回避したこともあり、そのワガママ娘っぷりはファンにも知られるようになっていた。
その難しい気性により、通常だと入る順番が決まっているゲート入りもスイープトウショウだけは一番最初に入るなど、特別な措置がとられていた。
しかしそんなワガママっぷりからレースになると一変、切れる脚を最大限に生かし素晴らしいレースを展開する。
そんな彼女の周りを困らせながらも最高のパフォーマンスを見せる女王様っぷりにファンは惹かれ、スイープたんにハァハァと悶え続けていた。競馬界きってのツンデレ牝馬である。
| *エンドスウィープ 1991 鹿毛 |
*フォーティナイナー 1985 栗毛 |
Mr. Prospector | Raise a Native |
| Gold Digger | |||
| File | Tom Rolfe | ||
| Continue | |||
| Broom Dance 1979 鹿毛 |
Dance Spell | Northern Dancer | |
| Obeah | |||
| Witching Hour | Thinking Cap | ||
| Enchanted Eve | |||
| タバサトウショウ 1993 鹿毛 FNo.5-j |
*ダンシングブレーヴ 1983 鹿毛 |
Lyphard | Northern Dancer |
| Goofed | |||
| Navajo Princess | Drone | ||
| Olmec | |||
| サマンサトウショウ 1985 黒鹿毛 |
トウショウボーイ | *テスコボーイ | |
| *ソシアルバターフライ | |||
| マーブルトウショウ | *ダンディルート | ||
| チャイナトウショウ |
クロス:Northern Dancer 4×4
※2020年10月22日現在
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最終更新:2025/12/06(土) 21:00
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