フェリシア(ファイアーエムブレム)とは (フェリシアとは) [単語記事]

フェリシア(ファイアーエムブレム)とは、ゲーム「ファイアーエムブレムif」の登場人物である。
CV：ささきのぞみ（オボロと二役）

概要

「敏腕メイドですから！」

主人公カムイに仕えるメイドの一人。双子の姉フローラ、執事のジョーカーとは同僚。ギュンターは師である。
暗夜王国に属している氷の部族の族長の娘であり、人質という形で仕えている（が、本人にはその自覚はないらしい）。
カムイへの忠誠心は本物で純粋に慕っており、命を張ることすら厭わない。

誕生日は2月19日。

軍の中で一番、破壊神。

メイドとして完璧なフローラとは違い、極度のドジっ娘である。皿を割る、紅茶をぶっ掛けるは日常茶飯事で、料理は下手（リョウマにチョコレートや塩の塊が入ったおむすびを握る程。もちろん、食堂での調理成功率はお察し）。それだけでなく、メイド服を前後逆に着ていたり、シーツを地面に落とすなど多くの失敗をしている。健気で優しい性格であり、いつも一生懸命だが、失敗が続くといじいじしたりする。また、かなりの天然でゼロの卑猥なセリフにも全く動じない。

反面、戦闘の腕は本物であり、姉フローラが羨む程。一例としては、フェリシアにお茶をぶっ掛けられ、腹を立てたピエリの「えいっ」を全て捌いている。支援会話ではメイドを止めて軍人になった方がいいと言われている。それでもメイドを辞めたくない理由は、こんなドジな自分を見捨てず根気よく指導してくれたギュンターやジョーカーのためにも、メイドとして立派になりたいという思いがあるため。

3ルート共通で仲間なるが、最短で加入するのは主人公を男カムイにした時。女カムイでは中盤マイキャッスルに駆けつける形でさりげなく仲間になる。

ユニットとしての性能

初期クラスは本作初登場となる「メイド」。ロッドナイト系の上級職だが、彼女（とジョーカー）に関してはレベル上限が40で下級職と同様の経験値が入るという、特殊な仕様になっている。

固有スキルは「絶対援護」。主人公の後衛についたとき、主人公が与えるダメージが増え、被ダメージが減る。
主人公が男性ならば、初めから習得している「深窓の令嬢」とあわせて序盤から主人公に対して高いサポート力を発揮してくれるはず。

成長率に関しては、魔力・速さ・魔防は良く伸びる反面、力と守備の伸びが非常に悪く、通常の暗器・手裏剣でのダメージは期待できない。しかし、魔法武器である爆炎手裏剣（ただし必殺・奥義の発動不可）やフェリシアの氷皿（爆炎より攻撃力は低いが必殺・奥義は発動可）が手に入れば、一転して高火力を出せるようになる。

もう一つの資質は、やはりというか傭兵こと「マーシナリー」である。

前述したとおり加入時点ですでに上級職であるため、パラレルプルフを使えば、ブレイブヒーロ―、ボウナイト、ストラテジストになることが可能。
レベル上限の関係上複数のスキルを得ることが容易で、「暗器殺し」「斧殺し」「太陽」といったスキルを他のユニットよりも比較的早い段階で手に入れることができる（しかし本人の力が低いため、物理職での経験値獲得は苦労を伴う）。ストラテジストでは移動力が上がるので杖も振りやすく、魔法も使用でき、「戦闘指揮」のスキルも得られるのでサポート力も増す（ただし杖レベルはA止まりになる）。