プレミアリーグ(Premier League)とは、イングランドのサッカーリーグのトップディビジョンである。旧称:FAプレミアリーグ。2015-16シーズンまでイギリスの銀行であるバークレイズ社がスポンサーになっていたのでバークレイズ・プレミアリーグ(Barclays Premier League)とも呼ばれていた。
2016-17シーズンからはスポンサー名がなくなり『プレミアリーグ』という名称となる。
ロシアやスコットランドのサッカーリーグもプレミアリーグという名前だが、単にプレミアリーグといった場合はイングランドのサッカーリーグを指す。
| イングランドの男子サッカーのリーグピラミッド <※()内の左はリーグ冠スポンサー名>
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| 1部 (所属チーム数:20)
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プレミアリーグ | ←イマココ | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2部 (所属チーム数:24)
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フットボールリーグ・チャンピオンシップ (スカイベット・チャンピオンシップ) | |||||||
| 3部 (所属チーム数:24)
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フットボールリーグ1 (スカイベット・リーグ1) | |||||||
| 4部 (所属チーム数:24)
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フットボールリーグ2 (スカイベット・リーグ2) | |||||||
| ここから上がプロリーグ/ここから下がプロ・アマチュア混合リーグ | ||||||||
| 5部 (所属チーム数:24)
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フットボールカンファレンス・プレミア (スクリル・プレミア) | |||||||
| ここから上が全国リーグ/ここから下が各地のリーグ | ||||||||
| 6部 (所属チーム数:各22)
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フットボールカンファレンス・ノース (スクリル・ノース) | フットボールカンファレンス・サウス (スクリル・サウス) | ||||||
| サザンプレミアフットボールリーグ・プレミアディビジョンからの昇格先は、 チームの本拠地の位置よって決まる。 |
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| 7部 (所属チーム数:各22)
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ノーザンプレミアフットボールリーグ・プレミアディビジョン(エヴォスティックリーグノーザン・プレミアディビジョン) | サザンプレミアフットボールリーグ・プレミアディビジョン(エヴォスティックリーグサザン・プレミアディビジョン) | イスミアンプレミアフットボールリーグ・プレミアディビジョン(ライマンリーグ・プレミアディビジョン) | |||||
| 長いので以下略。なお、以下は24部まで続くという。 | ||||||||
世界屈指のサッカーリーグの1つ。20のクラブが所属しており、シーズン終了時に下位3チームはチャンピオンシップへ降格する。1992年に当時の1部リーグであったフットボールリーグ1の所属クラブが離脱し創設された。
プレミアリーグと言えば、サッカーのプロリーグの中で一番ファンの人口が多く、テレビ中継の視聴者は10億人と言われており、スポーツというカテゴリから見てもダントツに高い人気を誇っている。
プレミアリーグの特徴といえばフィジカルコンタクトが非常に強く、中盤からのプレスも積極的なことが挙げられる。ラインを上げているクラブが多いので裏のスペースへのロングボール、サイドからの攻撃が多い。しかし最近はどのクラブも積極的に様々なサッカースタイルを取り入れており、パスやポゼッションを重視するチームも増えている。
母国イングランドの選手を中心に欧州、南米、アフリカなど世界全土から選手が集まるが、世界最大の助っ人輸出国であるブラジルの選手の活躍はあまり見られない。またプレミアリーグ発足以前のフットボールリーグ時代は優秀な外国人選手がこぞって集まるリーグではなかったためか、プレミアリーグに所属する選手のバロンドール受賞回数はイタリア・セリエA(18回)、スペイン・リーガ・エスパニョーラ(17回)、ドイツ・ブンデスリーガ(9回)に次ぐ4位で6回と、意外に少ない。
クラブチームとしては、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、アーセナル、マンチェスター・シティ、リヴァプール、トッテナム・ホットスパーなど多くの有名なクラブがあり、全体的にレべルが高いことをうかがい知ることが出来る。
なお、イングランドの国内リーグだが、一部ウェールズのクラブチームも参加している。ただ、越境参加というのはここに限ったことではなく、フランスのリーグ・アンのASモナコ、スイスのスーパーリーグのFCファドゥーツなどの例もある。
トップチームに登録できる選手は25人までで外国人枠はないが、ホームグロウン選手を7名含む必要があり、外国人選手は労働ビザを取得する必要がある。
プレミアリーグ2022-2023シーズン(太字は記事のあるチーム、*は昇格組のチーム)
前年までプレミアリーグに所属していたバーンリー、ワトフォード、ノリッジ・シティはフットボールリーグ・チャンピオンシップへ降格。
| 年度 | 優勝チーム | 優勝監督 |
|---|---|---|
| 1992-93 | マンチェスター・ユナイテッド | アレックス・ファーガソン |
| 1993-94 | マンチェスター・ユナイテッド | アレックス・ファーガソン |
| 1994-95 | ブラックバーン・ローヴァーズ | ケニー・ダルグリッシュ |
| 1995-96 | マンチェスター・ユナイテッド | アレックス・ファーガソン |
| 1996-97 | マンチェスター・ユナイテッド | アレックス・ファーガソン |
| 1997-98 | アーセナル | アーセン・ヴェンゲル |
| 1998-99 | マンチェスター・ユナイテッド | アレックス・ファーガソン |
| 1999-00 | マンチェスター・ユナイテッド | アレックス・ファーガソン |
| 2000-01 | マンチェスター・ユナイテッド | アレックス・ファーガソン |
| 2001-02 | アーセナル | アーセン・ヴェンゲル |
| 2002-03 | マンチェスター・ユナイテッド | アレックス・ファーガソン |
| 2003-04 | アーセナル | アーセン・ヴェンゲル |
| 2004-05 | チェルシー | ジョゼ・モウリーニョ |
| 2005-06 | チェルシー | ジョゼ・モウリーニョ |
| 2006-07 | マンチェスター・ユナイテッド | アレックス・ファーガソン |
| 2007-08 | マンチェスター・ユナイテッド | アレックス・ファーガソン |
| 2008-09 | マンチェスター・ユナイテッド | アレックス・ファーガソン |
| 2009-10 | チェルシー | カルロ・アンチェロッティ |
| 2010-11 | マンチェスター・ユナイテッド | アレックス・ファーガソン |
| 2011-12 | マンチェスター・シティ | ロベルト・マンチーニ |
| 2012-13 | マンチェスター・ユナイテッド | アレックス・ファーガソン |
| 2013-14 | マンチェスター・シティ | マヌエル・ペジェグリーニ |
| 2014-15 | チェルシー | ジョゼ・モウリーニョ |
| 2015-16 | レスター・シティ | クラウディオ・ラニエリ |
| 2016-17 | チェルシー | アントニオ・コンテ |
| 2017-18 | マンチェスター・シティ | ジョゼップ・グアルディオラ |
| 2018-19 | マンチェスター・シティ | ジョゼップ・グアルディオラ |
| 2019-20 | リヴァプール | ユルゲン・クロップ |
| 2020-21 | マンチェスター・シティ | ジョゼップ・グアルディオラ |
| 2021-22 | マンチェスター・シティ | ジョゼップ・グアルディオラ |
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最終更新:2025/12/13(土) 05:00
最終更新:2025/12/13(土) 05:00
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