リンクとは、任天堂が開発・発売するゲーム「ゼルダの伝説シリーズ」の主人公およびデフォルトネーム。
海外版は「Link」(英語で「連結、つながり」、ドイツ語で「左」を意味する)。
概要
シリーズの主人公(名前は変更可能)。ハイラルの地に「勇者」として度々登場する者の名である。
ゲームの題名が「ゼルダの伝説」のため彼の名を「ゼルダ」と間違える人もいるが、ゼルダとは同シリーズに登場する女性キャラクターの名前であり、ほとんどの作品ではゼルダ姫と呼ばれている。
シリーズで一貫してリンクという名前とおおよそ共通の特徴を持つが、同一人物とは限らない。『時のオカリナ』を例にすると、『ムジュラの仮面』は「『時オカ』リンク」のその後を描いた作品のため同一人物だが、『風のタクト』は遥か昔の伝説に「時の勇者(恐らく『時オカ』リンク)」が存在した世界であり、リンクと言う名前のある若者(『風タク』のリンク)がその伝説にあやかった風習で時の勇者そっくりな姿に着替える所からスタートする。
3D作品のリンクは「あるところにいたリンクと言う男が旅立ち勇者となっていた」という話が多いためキャラの生い立ちが細かく設定されているが、2D作品のリンクは大半が他の任天堂キャラのように「たまたま通りかかった若者」程度の設定が多い。ただしどちらも裏話程度の設定なので、気にせずともゲームプレイに支障はない。
名前の由来は「2つの世界を繋ぐ」だとか「プレイヤーとリンクを繋ぐ」だとか言われていたが、ゼルダシリーズのプロデューサーとして知られる青沼英二が『ゼルダ』の生みの親である宮本茂に聞いたらしい話によると、実際は「トライフォースの3つの力を繋いで正常な世界を作る」といった意味だとの事。
特徴
緑のとんがり帽子とチュニック(ワンピース状の一見スカートに見える服装)姿で、金髪とハイリア人特有の長い耳(エルフ耳)を持つ。顔つきや体格、服装の細部、生い立ちや性格は作品によって異なる。右イラストは通称「ネコ目リンク」「トゥーンリンク」こと『風タク』版リンク。
顔
全シリーズかなり眉毛が太い。
2D時代(『時オカ』以前)は団子っ鼻に長いもみあげという、いかにも当時の任天堂らしい顔デザインだったが、「社長が訊く」によると『時オカ』開発時にキャラクターデザイン担当の小泉歓晃が奥さんから「(任天堂キャラには)男前のキャラはいないの?」と言われてしまい、『時オカ』リンクを奥さん好みのイケメンに変更したのだという。
ただ、イケメン系リンクも表情を大きく変化させていいようにわざと少しイケメンから外した顔立ちにしている。
ネコ目リンクはデフォルメが効いているため表情が解りやすく、様々なシーンでかなり大きくコミカルに変化する。特にその大きな目は、落ちてる物や仕掛けへリンクが視線を送ってることに気づきやすい利点がある。
利き腕
『トワプリ(Wii版・WiiUの辛口モード)』と『スカイウォードソード』以外は左利きである。これは初期作品の開発スタッフのミスによるもので、作品の生みの親である宮本茂と一緒なのは偶然。なお本来剣と盾で左利き(盾が右側)というのは心臓が空きやすい大変危険な戦闘スタイルである。
右利きである2作品はWiiリモコンで剣を操作するため、右利きが多いユーザーに合わせている。トワプリのWii版とGC版、トワプリHDの通常モードと辛口モードは、お互い左右反転したミラーモードになっている。
特技・道具
得意な剣技は周囲全方位を攻撃する回転斬り。発動には溜めが必要だが、3D作品からはスティックやタッチパネルでクイック発動させることもできる。一部作品ではこれ以外の剣技(奥義)を覚えられるものもある。
また、あらゆる道具を使いこなすことができる任天堂キャラ随一の器用さを誇る。乗馬や弓の腕前に優れ、魔法やマジックアイテムもある程度使用でき、さらにブーメランやパチンコなどの遊具、ハンマーのような鈍器、バクダンやフックショットなどの暗器も自在に使いこなす
作品によっては笛、オカリナ、タクト、ハープ、ベルといった各種楽器も使え、謎解きに用いる。
各作品解説
シリーズ作品
- ゼルダの伝説(初代)、(ゼルダの伝説1)
- ハイラル地方を旅していたリンクは魔物に襲われていたゼルダ姫の乳母インパを助ける。インパの話によると魔王ガノンが王国を侵略し、力のトライフォースを奪ったという。ゼルダは、ガノンに捕まる直前に知恵のトライフォースを8つの地方に隠した。リンクは8つのトライフォースの探索とガノンの打倒を目指すことになる。
ハードによりタイトルや仕様が微妙に異なるが、ゲーム内容自体は同じ。
- リンクの冒険
- 前作でガノンを見事倒したリンクだったが、ガノンの負の影響でハイラルは荒れる一方だった。
16歳になったリンクの左手に突如「勇気のトライフォース」の紋章が現れた。それを見たインパがリンクを初代ゼルダ姫の元に連れて行きある王家の悲劇を話し出す。
「勇気のトライフォース」があれば、初代ゼルダ姫の目を覚ますことが出来ると聞いたリンクは、魔物たちがガノンを復活させる儀式に必要な「リンクの血」を手に入れようとする中「勇気のトライフォース」を探す旅に出ることを決意する。
派生作『リンクのボウガントレーニング』を除くと題名にリンクの名が使われた唯一の作品。正当な続編なのだが、システムは何と横スクロールアクション。結局三作目からはシステムと題名は戻されてしまった。
- 神々のトライフォース
- おじさんと2人で暮らしていたリンクはある嵐の夜、夢の中で助けを求める声を聞き突如眼を覚ます。声に導かれるようにハイラル城に行くとそこには捕らえられたゼルダがいた。ゼルダを助け教会に逃げ込むと、ゼルダからアグニムによりハイラルが危機に瀕していることを聞く。リンクはアグニムを倒すため立ち上がる。
- 夢をみる島(夢をみる島DX)
- 『神トラ』の後日談で同一人物。異国への武者修行帰りに船に乗りハイラルを目指していたリンク。ところが船は大嵐に遭難し沈没してしまう。見知らぬ家で目覚めたリンクは自分を介抱してくれた少女マリンから、「コホリント」と呼ばれる島に漂着した事を知る。無くしてしまった剣を探しに海岸へ向かうとそこに不思議なフクロウが。「全ては『風のさかな』が答えてくれる」島を出るためには『風のさかな』の目覚めが必要らしい。フクロウの言葉を信じたリンクはコホリント島の探索を始める。
本作はカタカナが使えないため、正確なゲーム内表記は「りんく」である。人により「どろぼー」に変わる。
- BSゼルダの伝説、BSゼルダの伝説 古代の石版
- 2作品ともサテラビュー配信専用だったため知名度が致命的に低い。配信終了した今となってはプレイも不可能であり情報に乏しいが、ゼルダシリーズで唯一リンクが主人公ではなかったらしい。
- 時のオカリナ(時のオカリナGC、時のオカリナ3D)
- コキリ族で唯一妖精を持っていなかった少年リンクの元にある日、デクの樹の命令を受けた妖精ナビィがやって来た。デクの樹の中に宿っていた怪物ゴーマを倒したリンクはデクの樹からハイラルに起こっている危機を聞きハイラルを救う旅に出る。3D作品の様々な問題を解決するため、これ以降時々相棒がつくようになる。
- 少年時代と青年時代の7年を行き来する壮大なストーリー。
- ムジュラの仮面(ムジュラの仮面3D)
- 前作『時オカ』で魔王ガノンドロフを倒し元の7年前の世界へ戻ったリンクは、旅の終わりに別れた“友”を探す旅に出かけた。旅の途中、突如現れたスタルキッドに愛馬エポナを奪われたリンクは、スタルキッドを追いかけていくうちに不思議な世界へと迷い込む。迷い込んだ異世界「タルミナ」は3日後に滅びる世界だった…
ナビ役の相棒が妖精チャットに変わる。ナビィほど頻繁におせっかいしてこないが、代わりに態度がでかい。
- ふしぎの木の実
- 大地の章
- ホロドラム地方を訪れたリンクは、大地の巫女である踊り子のディンと出会う。
ディンに引っ張られるように踊りに参加し楽しいひと時を過ごしていた所に、闇の将軍ゴルゴンが現れディンを連れ去り、その力を封じて四季と大地の恵みを奪ってしまった。ゴルゴンの目的は荒れ果てた大地から「滅びの力」を集め、闇の世界を作ることであるという。ディン救出のため、ホロドラムの四季を取り戻すためリンクの冒険が始まる。
- 時空の章
- ラブレンヌ地方を訪れたリンクは、ゼルダの乳母であるインパに出会う。
インパに頼まれるがまま、時空の巫女ネールに会うために聖域への道を塞ぐ結界の岩をどけてしまう。
その時、インパに憑りついていた闇の魔道士べランが現れ、今度はネールに憑りついてどこかへ消え、ネールの力を悪用して過去とそしてそれに連なる現在を改変し始めた。べランの目的は時を渡りながら人々の「嘆きの力」を集め、闇の世界を作ることであるという。ネール救出のため、過去を取り戻すためリンクの冒険が始まる。
- なお本作(大地・時空)のリンクはどちらも『神トラ』、『夢をみる島』と同一人物である。
- 風のタクト(風のタクトHD)
- 古の伝説によれば、ある王国に魔王が現れた時、どこからか勇者が現れ世界を救った。
その勇者の物語が伝説になったころ、再び魔王が復活したが、今度は勇者が現れる事はなかった…
窮地に立たされた人々は王国の運命を神に委ねることにしたが、その王国がどうなったかは誰も知らない…
プロロ島でおばあちゃんと妹アリルと共に暮らす少年リンクは、伝説の勇者と同じ年になったお祝いに、村の風習に従って勇者とそっくりの服をもらう。妹から借りた望遠鏡で空を見ると、大きな鳥と海賊船が戦っている!リンクは、その鳥から島の森に下に落ちた海賊のテトラを助けた。ところが、今度は妹が鳥にさらわれてしまう。
かくして、リンクはテトラの海賊船に乗り込み、妹の救出に向かう事を決意する。
妹をさらった黒幕に迫るうちに、かつての伝説の真実が判明していくことに…
相棒はしゃべる船・赤獅子の王。今回はマップの大半が海のため、彼に乗らないとフィールド移動できない。
実の家族が登場するのはシリーズでも珍しいポイントだろう。
- 神々のトライフォース&4つの剣
- 『神トラ』側の物語に変更はない。『4つの剣』では、風の魔神グフーにさらわれたゼルダ姫を助けるため、触れると体が最大4つに分身する剣「フォーソード」を手に大妖精(とルピー)を探す冒険に出る。
- 4つの剣+
- ハイラルアドベンチャー
- 『4つの剣』からはるか後の時代、再び復活した魔神グフーからゼルダ姫を助けるため、フォーソードを手に冒険に出る。今回もやはり剣の力で最大4体の色違いリンクに分身する。
- ナビトラッカーズ
- 『風タク』の後日談。一人前の海賊を目指し、テトラの試験を受ける。操作の関係上キャラがフルボイスでナビするというシリーズでも異例の仕様だが、さすがにリンクは例外。
- ふしぎのぼうし
- ハイラルで刀鍛冶のスミスおじさんの家に住んでいる。年に一度のピッコル祭りの日、武術大会の景品の剣を幼馴染のゼルダ姫と共に城に届けに行くが、優勝者グフーによりゼルダ姫が石にされてしまう。呪いを解くため、リンクは子供にしか見えない妖精ピッコル族が持つという聖剣を探す旅に出る。
タイトルの通り、今回の相棒はしゃべるぼうしエゼロ。
- トワイライトプリンセス(トワイライトプリンセスHD)
- トアル村で愛馬エポナ(名前は変更可能)を駆る羊飼いとして働いており、ハイラル城に貢ぎ物を届けるため初めて村を出ようとした日にトワイライトを巡る争いに巻き込まれる。ハイラル城でミドナとゼルダ姫に出会い、ミドナに使われる形で旅に出ることになる。
おそらくゼルダ史上(というか任天堂ゲーム史上?)初めてであろう、上半身裸のサービスシーンがあったりする。相棒は黄昏の姫(トワイライトプリンセス)ことミドナで、序盤からエンディングまで終始連れ添う。
- 夢幻の砂時計
- 『風タク』の後日談にあたる。テトラや海賊達と共に航海を続けるリンクは幽霊船に遭遇。テトラを石にされてしまい、自らも仲間とはぐれ、とある島に流れ着く。リンクはテトラを助けるため、記憶喪失の妖精シエラ、船乗りラインバックと共に航海に出かける。
- 大地の汽笛
- 『夢幻の砂時計』から100年後の世界が舞台。見習い機関士の少年だが、ひょんなことからゼルダ姫とともにハイラル王国を救う旅に出かける。初めて最初から最後までパートナーとしてゼルダと共に冒険するリンクであり、やたら暴走する相方にやや押され気味。
- スカイウォードソード
- 現在のところゼルダ史最古のリンク。天空に浮かぶ島スカイロフトで騎士学校に通う少年。敵の策謀により大地へとさらわれた幼馴染みのゼルダを救うために冒険の旅に出かけ、その中で勇者の使命に目覚めていく。選択肢によっては珍しく「僕」という一人称を使って答えることがある。
相棒は女神の剣に宿る精霊ファイ。ナビゲーターとしては従来作をはるかにしのぐ有能さを誇る。
- 神々のトライフォース2
- ハイラルの鍛冶屋見習いの少年で、寝坊癖がある。親方の手伝いでハイラル城の兵士長に忘れ物の剣を届けに行くが、道中で謎の男ユガの陰謀に巻き込まれ、ゼルダ姫を救うためハイラルともう一つの世界ロウラルを巡る冒険に出ることに。名前の通り『神トラ』の後世が舞台の続編だが、前作のリンクとの関係は不明。
- トライフォース3銃士
- 『神トラ2』の数年後の世界が舞台。「耳がとんがり、モミアゲが太く、九一分け」な勇者候補の「あなた」がフリル姫のために魔境へ向かう。一応『神トラ2』の「リンク」と同一人物であると示唆されてはいるが、本作はマルチプレイという性質上デフォルトネーム(リンク)が設定されておらず、つけた名前もいつでも改名可能。
派生作品
- リンクのボウガントレーニング
- ハイラル各地を回ってボウガンによる魔物退治に挑む。ゲーム全般に『トワプリ』のグラフィックが流用されているため、明言されているわけではないが『トワプリ』のリンクと同一人物と思われる。
- ゼルダ無双、ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ
- ハイラル親衛隊の見習い兵士。ハイラル城への敵襲に対し、ゼルダ姫を護るため立ち向かったことで伝説の勇者として見いだされ、黒の魔女軍団との戦いに臨んでいく。
- いつもの緑服に「青いマフラー」という、過去作に類を見ない衣装が特徴的。外伝作品ではあるが、史上初となる「軍属」のリンクで、ゼルダと上司部下の関係にあるのも初めてである。
相棒は妖精プロクシィ。妖精型のナビゲーターは『砂時計』以来久々。
3DS版(ハイラル~)ではリンクに加えトゥーンリンクも参戦。妹のアリルもセリフだけだが登場する。
- チンクルシリーズ
- チンクル主役のスピンオフシリーズ『もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド』、『チンクルのバルーンファイトDS』、『できすぎチンクルパック』、『いろづきチンクルの恋のバルーントリップ』には登場しない。
シリーズ以外の出演作品
- スーパーマリオRPG
- チョイ役で登場。ユミンパを倒した後ローズタウンの宿屋へ行くと、2階の部屋でリンクが寝ている。話しかけると返事では無く「仕掛けが解けたときのあの音楽」が鳴る。
- ゲームが進行すると旅へ出発したのかいなくなってしまう期間限定キャラ。
- スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー
- DKコインの収集率を示す人気ランキングがあり、第3位(GBA版は第2位)に名前だけ登場。
- 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
- 『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』、『大乱闘スマッシュブラザーズX』、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』の全てに出演。
「初代、DX」では「リンク」として時オカの青年時代に近い姿で、「X、3DS、WiiU」ではトワプリに近い姿で参戦。また、DXでは「こどもリンク」(時オカ版の少年姿)、「X、3DS、WiiU」では「トゥーンリンク」(風タク版)がそれぞれ隠しキャラとして参戦(このように呼ぶのは上記の「リンク」と区別するための設定であると考えられる)。開発者によると、トゥーンリンクのトゥーンはトゥーンレンダリングではなくカートゥーンを意味する。
- 「こども」や「トゥーン」と対比・分類して語るときに、「リンク」を大人リンクと呼ぶ人も多い。
- マリオカート8
- 追加DLCとして購入すると操作キャラとして使用できるようになる。姿は「スカウォ」に近い。
ジャンプアクションをする度にカメラ目線になり、マスターソードを振り回す。危ない。
他社の作品
- ソウルキャリバーII
- GC(任天堂) / PS2(ソニー) / Xbox(マイクロソフト) 向けにマルチ展開された作品で、各々のハードメーカーに縁のあるキャラクターがハード別にゲスト出場する。GC版にはリンク(『時オカ』の青年時代)が出演した。当時3機種で世界普及率が最下位だったGC版が最も売れていて、北米でのリンク人気がうかがい知れる。
ここでも剣技だけでなく、バクダンや弓矢なども使用するキャラクターになっている。
- モンスターハンター4
- リンク本人は登場しないが、『スカウォ』のリンクの装備が登場。
片手剣としてマスターソード(+ハイリアの盾)、弓として勇者の弓が使用できる。防具は男女共に用意されているため、女性ハンターでも防具は使用可能。
なお、モンスターハンターシリーズの片手剣は右手に盾、左手に剣を持つというスタイルのため、偶然ながらリンクの左利き設定まで再現されることになった。
- CD-i専用ソフト(3作品)
- ナニソレ。海外企業「フィリップス」が任天堂の許可を得て作った超問題作で全て日本未発売。任天堂は開発に関与しておらず、海外でも酷評・ネタ扱い。詳しくは「糞々のトライフォース」で各自調べてほしい。
ゼルダ大全にも記載されない、(少なくとも日本では)正真正銘非公式ゼルダ。
- 海外版テレビアニメ
- 日本未放送&未発売の北米アニメ。完成度はCD-i作品の出来からお察しください。
映像作品(?)
ニャニャニャ!ネコマリオタイム
時々一部のコーナーなどでゼルダの伝説シリーズを解説していく。一人称は僕。
解説役として登場するため結構喋るが、何故か語尾が「デヤァ」であるため、ウザかわいい道に足を突っ込んでしまっている。
声優
リンクはプレイヤーの分身であり、基本的に台詞をしゃべることはないが、『時オカ』以降は(容量が非常に厳しいGBの『ふしぎの木の実』を除き)全作品で掛け声や笑い声などのショートボイスが入るようになった。ただし「全てのリンクは基本的に別人」というシリーズの設定に従い、声優は作品ごとにバラバラである。
スマブラシリーズはすべて原作リンクの音声を流用しており、原作同様セリフ的なボイスはない。リメイク、派生作品も同様に原作用に収録した音声を使っている。
海外版もおそらく同じ音声。世界販売を想定してか、役者が全て日本人なのに具体的な日本語が挿入されることはない。ナビィなど具体的な単語を言うキャラも全て英単語である(Hello! Hey! Listen! Watch out!)。
- 緑川光
- 『神トラ』のドラマCD担当。あまり知られていないが、ゲームを除くと初代リンク声優は緑川なのである。余談だが緑川は同じ任天堂のファイアーエムブレムOVAでマルスも演じていて、発売日は神トラCDが1994年、FEビデオが1996年と、リンクを先に演じていたことになる。緑川リンクは緑川マルス以上に熱い性格。
- 瀧本富士子
- 『時オカ(3D)』の少年時代役でゲームのリンクとして初めて声を発した人。『ムジュラ(3D)』、『神々のトライフォース&4つの剣(『神トラ』側)』、『ふしぎのぼうし』も担当していて、『スマブラDX』や『ハイラルオールスターズ』の「こどもリンク」も彼女の声。このため『神トラ』のリンクは都合1キャラに対し2人の声優がいることになる。
- 檜山修之
- 『時オカ(3D)』で青年リンクとして瀧本同様ゲームの初代声優を務めた。『ムジュラ』の鬼神リンク、『スマブラ(初代~DXまで)』の「リンク」のほか、『ソウルキャリバーII(GC版)』でも使われている。
- 松本さち
- 『風タク(HD)』、『神々のトライフォース&4つの剣(4つの剣側)』、『4つの剣+』、『夢幻の砂時計』を担当。いわゆるネコ目リンク、トゥーンリンクと言えばほぼこの人で、『スマブラ(X、3DS、WiiU)』や『ゼルダ無双(ハイラルオールスターズ)』の「トゥーンリンク」も全て彼女。『4つの剣』のリンクは『風タク』や『砂時計』のリンクとは別人であり、異なる2人のリンクを演じた数少ない声優でもある。ちなみにリンクをやる前は『ムジュラ(3D)』でスタルキッドやボンバーズ、海賊の声を演じていた。
- 笹沼晃(現・笹沼尭羅)
- 『トワプリ(HD)』や『リンクのボウガントレーニング』を担当。『スマブラ(X、3DS/WiiU)』の「リンク」も兼ねる。
- 小平有希
- 『大地の汽笛』を担当。『風タク』リンクの子孫であり、松本以外でネコ目リンクを演じた唯一の人。
- 大原崇
- 『スカウォ』を担当。このリンクの姿でゲスト出演した『マリカー8』も同様。
- 斎賀みつき
- 『神トラ2』のリンク、『トライフォース3銃士』の「あなた」を担当。
- 梶裕貴
- 『ゼルダ無双(ハイラルオールスターズ)』の「リンク」担当。他社発売のゼルダ作品で初のリンク役。
- ???
- 『ネコマリオタイム』では珍しく普通に?しゃべるが、担当名は公開されていない。
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関連項目
- ゼルダの伝説
- トゥーンリンク
- 回転斬り
- ゼルダ
- ガノンドロフ
- エポナ
- ナビィ
- 勇者
- 宮本茂
- 青沼英二
- 小泉歓晃
- ゼルダの伝説関連項目一覧
- ニャニャニャ!ネコマリオタイム