| 基本データ | |
|---|---|
| 正式名称 | ロシア連邦 Российская Федерация |
| 国旗 | ![]() |
| 国歌 | ロシア連邦国歌 (祖国は我らのために) |
| 公用語 | ロシア語 |
| 首都 | モスクワ(Москва́) |
| 面積 | 17,075,200km²(世界第1位) |
| 人口 | 約1億4160万人(世界第7位) |
| 通貨 | ロシア・ルーブル(RUB, A$) |
ロシアはユーラシア大陸の北部一帯を領有する巨大国家。元ソビエト連邦の一番大きかった州でもあった。
日本での正式名称はロシア。英語ではRussian Federationとなるためロシア連邦でも間違いではない。日本の義務教育においては帝政ロシアとの区別を付けるために連邦を用いることが多い。公用語はロシア語、首都はモスクワ。漢字では露西亜と表記する。
面積は日本の約46倍で世界1位。人口は日本の約1.1倍。近年では急激な人口減少・高い自殺率・出生率の低下・人材の国外流出により国力の低下が懸念されている。
ロシア語での国名の読みは「ロッシーィスカヤ・フェデラーツィヤ」(発音記号:[rɐˈsːʲijskəjə fe̞dɨˈrat͡sɨ̟jə])。
エネルギー資源の輸出やインフラの整備による経済成長は爆発的なものではないが、10年間確実に成長を続けている。ソ連崩壊の影響で退廃した工業力の再建は着々と進みつつあり、機械や繊維など軽工業の主要製品に注力するなどノウハウの収集に余念がない。
また民営化や公営化した旧国営企業の接収統合、再国営化も行われていて、多数の国民がこれを歓迎している。エネルギー企業のガスプロムなど巨大コングロマリットでは武装法によって企業軍隊の保有も許されることになり、国際市場での競争はより一層激しくなると予想されている。
ただしロシア政府の市場介入には懸念もあり、2008年7月にはウラジーミル・プーチン前ロシア大統領が汚職の多い企業に対し「医者を送る(旧KGBで処分することを表す隠語)」と発言しただけでニューヨークの株式市場が荒れるなどし、国家権力の行使による不安定感が投機にブレーキをかけている。
とは言え、政治的にはG8中の一国であり、経済的にもBRICsの一員として全体的にはその潜在力を開花させつつあるとされる。穀物や資源などの給出地として、企業の展開先としても日本経済との係わり合いは深く、その意味ではロシア経済の安定化は、日本にとっても関係があると言える。
ちなみに、現在ロシアではシベリア周りの北極海航路の開発が模索されている。これが運用され始めると、日本と欧州との航路距離が現在の約7割にまで短縮される事から、ただちに輸出産品の国際競争力強化に繋がると、日本の産業界の内部にもその開発の成功を願う声が存在する。
ロシアは160を超える民族が暮らす多民族国家ではあるが、主要民族のルーシと呼ばれるスラブ系諸民族は8割をも占める。ただし居留地によって風習は大きく異なり、同じルーシでも遊牧民族の生活圏や旧イスラム圏ではまったく違う文化が見られる。またこれらの事情から、西欧諸国とは違ってアジア系に対して人種偏見を持つ人が比較的少ない事でも知られる。
ソ連時代にその統治のため良くも悪くも大きく文化が変質せざるを得ず、また政治的な筋からの思想の押し付けが頻繁に行われた事から、長い間にわたっての停滞も見られた。しかし建築やバレー、演劇など、政治の悪影響が比較的少なかった分野についてはそれなりの発展を見せた。
特にクラシック音楽に関しては、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、ムラヴィンスキー、オイストラフ、ロストロポーヴィチ、リヒテルなど幾人もの世界的天才を擁していた事から、政府からの過大な圧力に疲弊しながらも同時代の西欧諸国をしのぐ水準を維持し続けた。
文学については、SFや反政府色の濃い作品を中心に旧ロシア帝国時代からの流れを受け継ぐ作品がいくつも生まれ、また映画についても、独特のシリアスな世界を持つ秀作が数多く作られた。特に芸術系のアニメについては、現在でもロシアの名が世界的ブランドとして通用するほど、他の何物にも変えがたい素晴らしい作品をかなりの数生み出している。
北方領土を巡っての根深い政治的確執は有るものの、旧ロシア帝国の時代から伝統的に対日感情は良好である(世界初の日本語学校はロシアに作られた)。そのため時代や個人による違いこそ有るものの、全体的にみれば親日的気運が強く、日本文化の受け入れも早い。ムラヴィンスキーやタルコフスキーを始め、米ソが深刻な対立を行っていた時代においてさえ、敵陣営に組するはずの日本に愛情を示す有名人を何人も輩出しており、総じて日本人といえば頭が良く、礼儀正しい人々とイメージされている。しかし、条約を一方的に反故にして行われた対日参戦や、その途上での数々の日本人虐殺・暴行・略奪行為(葛根廟事件・三船殉難事件・敦化事件etc)などの戦争犯罪、最低でも5万人以上の日本人が命を落としたシベリア抑留(帰還者にも洗脳教育して対日工作に利用)などを引き起こしたのも事実である。最近では対日戦勝記念日なる法案を新たに作ったりしている。
ウォッカのがぶ呑みによるアル中患者が大量発生しており、その事が政府にとっても頭の痛い問題となっている。対策としてアルコール度数の低いビールを飲む事が推奨されてはいるが、ロシア産ビールの出来がまだまだである事などから、そう簡単に転換が進む事は無いようである。
またピロシキやボルシチ、ビーフストロガノフなど、どちらかと言えばこってりで胃にどっしりとした料理が好まれる事でも知られる。また意外な話ではあるが、美味しいアイスクリームの宝庫でもある(らしい)。
ロシアといえば軍事が注目される。冷戦での対立構造の成り行きからアメリカとその傘下の国々とは異なる兵器体系を取り、「真空管でトランジスタを破った」などあり得ない実績を誇るこの国の軍事は、冷戦が終結した今日でも人々の注目を集める。
旧ソ連時代にはジェドフシーナと呼ばれる軍隊内いじめの深刻さでも知られたが、これは旧日本軍や現在のアメリカ軍など古今東西を問わずにみられる問題であり、また現在では旧時代と比べてかなり改善されたと言われる。
ロシア軍にとって現在もっとも深刻な問題としては、むしろ予算不足が挙げられる。この事が原因となって給料の遅配、研究開発の遅れ、演習の規模や回数の縮小などが続き、軍事事故や、優秀な人材が多数流出してしまうなどの弊害に見舞われてしまっている。エリツィン政権時代のように、首都モスクワを護る防空レーダーさえ一部停止させなければならない悲惨な状況は何とか脱する事が出来たものの、現在でも予算不足解消のために予算の大幅増額と大規模な軍再編が計画されており、これら兵装の近代化により、チェチェン人武装勢力への対処、北方領土防衛のためフランスから強襲揚陸艦の購入などが行われている。これら国土防衛と上手く平行して行う事が出来るか、注目されている。
ニコニコ動画でもロシアタグのついた動画では軍事に関するものが多い。
詳しくはロシア連邦軍を参照。
団体競技ではサッカー、バスケットボール、アイスホッケーが人気がある。バスケットボール、アイスホッケーでは本家アメリカに肉薄するほどの実力を持っている。
個人競技ではフィギュアスケート、格闘技、新体操、モータースポーツで名選手を沢山輩出している。
ロシア人の姓に多く見られる「~スキー(-ский, -sky)」は、「~生まれの」という意味を持つ。
※五十音順、記事のある人物は太字。
|
|
貿易方面では、新潟との関係が盛んで、粗悪な銃や出自の怪しいカニが取引されている。
鉄道界の神様、宮脇俊三氏によると…本当のロシア美人は年をとっても劣化しないらしい。
|
|
|
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/13(土) 18:00
最終更新:2025/12/13(土) 17:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。