岡田幸文とは、千葉ロッテマリーンズに所属するプロ野球選手。育成で育ちすぎた男である。
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作新学院高から日本大学に進学したが、怪我により全治1年以上を宣告され中退。足利ガスで働きながら社会人野球チームの全足利クラブでプレー。
2008年の育成ドラフト6位で千葉ロッテマリーンズに指名され、プロ入りを決意する。既に妻と2人の子供がおり夫人には強く反対されたが「2年だけやらせてほしい」と説得し入団にこぎつけたという。
1年目の2009年に支配下登録されたが、同じく俊足を売りにする早坂圭介がブレイクしたため一軍出場の機会はなかった。
2年目の2010年も開幕は二軍で迎えたが、荻野貴司、早坂圭介が相次いで離脱。俊足の岡田に白羽の矢が立ち、6月に初の一軍昇格を果たす。代走に守備、時には中堅手でのスタメンとして活躍する。
打撃に難が有ったため夏以降はスタメンを清田育宏に譲ったが、守備・走塁要員として一軍ベンチを確保。特に一歩目の走り出しが非常に速く、普通なら抜けて長打になるような当たりを、その俊足でたびたび好捕する活躍を見せた。
日本シリーズでは第1戦で肉離れを起こし離脱した大松尚逸に代わり、全試合に出場。守備面もさることながら、第7戦では浅尾拓也から値千金のタイムリー三塁打を放ち、打撃面でもチームの日本一に貢献した。
2011年は荻野の内野転向などもあって、開幕から1番・センターの定位置を確保。後半戦は主に2番を打ち、育成出身選手初の規定打席に到達。リーグ3位の41盗塁をマークした。しかしそれ以上に、交流戦の巨人戦でのファインプレー3連発を筆頭にシーズンを通して好守備を連発。パ・リーグ記録にあと2と迫る351刺殺、シーズン連続守備機会無失策359のパ・リーグ新記録を叩きだし、パ・リーグ特別表彰を受け、ゴールデングラブ賞をパ外野手部門最多得票で受賞。リーグを代表する外野守備の名手としての地位を確かなものにした。ちなみにこの年、年俸僅か1000万円である。
身体能力が非常に高く、50m5秒6の俊足が武器。日本一を獲得した2010年の日本シリーズ第7戦の試合後には、マリーンズファンの前で3度のバック宙を披露した。
数少ない、守備だけで稼げる選手。
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最終更新:2025/12/11(木) 02:00
最終更新:2025/12/11(木) 01:00
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