山本和作

• プロ野球選手一覧　>　山本和作

山本和作（やまもと　かずなお、1986年9月21日-）とは、兵庫県出身のプロ野球選手（内野手）である。

名前の読みは「かずさく」ではなく「かずなお」である。カズ山本ではない。

概要

OB
山本和作
基本情報
国籍	日本
出身地	兵庫県川西市
生年月日	1986年9月21日
身長 体重	182cm 82kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	内野手
プロ入り	2008年育成ドラフト3位
引退	2015年
経歴
選手歴 兵庫県立尼崎工業高等学校 大阪経済大学 読売ジャイアンツ(2009年-2012年) オリックス・バファローズ(2013年-2015年 監督・コーチ歴 大阪経済大学
プロ野球選手テンプレート

尼崎工業高等学校では甲子園出場はなかった。

プロを目指すことを意識し、「1年から試合に出やすそう」という理由で関西六大学リーグの大阪経済大学に進むと、1年秋に関西六大学史上初となる1年生で首位打者を獲得。レギュラーとして4年間活躍し、大学通算100安打をマークした。

2008年の育成ドラフトで、読売ジャイアンツに3位で指名され育成選手として入団。入団時の背番号は105。

巨人時代

2011年から背番号を009に変更する。二軍で遊撃手のレギュラーを獲得し、5月23日に同期入団の福元淳史ととみに支配下選手に昇格した。背番号は91。その後一軍昇格の機会は無かったが、二軍ではチーム最多の116試合出場、打率.281、9本塁打、45打点を記録した。しかし10月に左膝蓋骨を骨折し、オフに再び育成選手に逆戻りした。

2012年、怪我から復帰すると、再び二軍で結果を残して、7月2日に再び支配下選手登録（背番号は同じ91）。しかしこの年も一軍昇格の機会はないままシーズンを終える。

オリックス時代

2012年オフに香月良太・阿南徹との交換トレードで、東野峻とともにオリックス・バファローズへ移籍。2011年に巨人の二軍内野守備走塁コーチだった森脇浩司監督の強い要望による獲得だったようである。背番号は66。

2013年は、内野のバックアップとして開幕一軍入りを勝ち取る。5月9日の福岡ソフトバンクホークス戦で、9回裏に金無英から「人生初」というサヨナラタイムリーを放ち、初のお立ち台に上がった。その後は遊撃手としてスタメン出場の機会が増え、5月19日の横浜DeNAベイスターズ戦では決勝点となるプロ初本塁打を三嶋一輝から放った。セ･パ交流戦までは一時3割を越えるなど好成績を残していたが、交流戦明け頃から大きく失速。7月以降は代打や一塁のバックアップとしての起用が中心になり、9月に二軍落ちしてシーズンを終えた。最終的に96試合に出場、打率.226、4本塁打、15打点。

---

2015年オフに戦力外通告を受ける。12球団トライアウトを受けたが、獲得に動く球団は現れず現役を引退した。

引退後

2016年から2022年まで大阪経済大学の監督を務める。2023年からオリックスの球団職員となり、広報を務める。

プレースタイル

内外野全てのポジションを守れるユーティリティプレイヤーだった。

成績

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	死球	三振	併殺打	打率	出塁率
2013年	ｵﾘｯｸｽ	96	176	159	13	36	3	1	4	15	3	4	2	9	2	48	4	.226	.273
2014年		16	16	12	0	1	0	0	0	2	0	1	1	1	1	2	1	.083	.200
2015年		3	8	8	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
NPB：3年		115	200	179	13	37	3	1	4	17	3	5	3	10	3	50	5	.207	.256

関連動画

関連項目

• プロ野球選手一覧
• オリックス・バファローズ
• 読売ジャイアンツ
• 森脇浩司
• 育成選手