志々雄真実とは、週刊少年ジャンプ連載の剣客漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』およびそのアニメ版に出てくる悪役キャラクターである。炎を操る悪のカリスマ。
「所詮この世は弱肉強食
強ければ生き弱ければ死ぬ」
『るろうに剣心』京都編のラスボスで、弱肉強食が身上の名悪役。最終型殺人奇剣「無限刃(むげんじん)」をひっさげ、十本刀と呼ばれる凄腕の剣士たちを率いて“国盗り”を目論む包帯ずくめの異形の剣客。モデルは新撰組局長・芹沢鴨とされ、単なる暴虐の主ではなく風流を解する粋な男として描かれている。十本刀の中でも佐渡島方治、駒形由美という非戦闘員といつも一緒にいる。
かつて幕末の風雲のさなか、主人公・剣心の後を引き継ぐ形で、長州派維新志士お抱えの“人斬り”となる。多くの要人暗殺など汚い仕事をこなしたが、それらの事件が表沙汰になることを恐れた新政府によって騙し討ちにあい、全身に大火傷を負う。死んだかと思われていた志々雄だが、ようやく平和を取り戻しつつあった明治の世に蘇り、明治政府に“戦争”を仕掛けるべく動き始める――というのが京都編の大枠。
だいたい詳しいことは案の定wikipediaとかpukiwikiあたりで読んでほしい。
名前は志を同じくする雄と書いてシシオ、真実と書いてマコト。キワミ系動画で言うCCO(マーコートーシーシーオー)である。
自らの欲望に忠実で、なにものにも縛られず、決して揺らがぬ信念を持ったカリスマ溢れる悪役として描写されており、人気は高い。
ジャンプ漫画の歴史の中でも、これほどまでに長く強烈に読者の印象に残っている強敵はラオウ、悪魔将軍、フリーザ、戸愚呂弟、大魔王バーン、カスケード、DIOなど、けっこういるが、それでも歴史に名を残す屈指のボス敵であろう。
DS用ゲーム「ジャンプ・アルティメット・スターズ(JUS)」でも強力なサポートコマとして登場している。
ニコニコ動画では「各国の『フタエノキワミ、アッー』を検証してみる」動画で人気を博した。詳しくはCCO、フタエノキワミなどの項、あるいは外部サイトCCOペディアを参照。「めけーも!」「強姦パウダー」などの空耳が定番。
どうしても相楽左之助の陰に隠れがちだが、もっとも有名なフタエノキワミ動画における一連のシークエンスは①志々雄VS剣心→②志々雄VS斉藤→③志々雄VS左之助→そして最後に④蒼紫が登場するシーンまで出ずっぱりであり、登場している時間の長さも空耳の数もダントツである。
また、ニコニコとは直接の関係はないが、MUGENにおいても良キャラとして人気が高い。さらにまったくの余談だが、ニコニコ動画の人気キャラにはマコトという名前が多い気がする(例:伊藤誠、菊地真、紺野真琴など)。
死の淵から蘇った志々雄は、全身の火傷を包帯で覆っている。この火傷の副作用により、志々雄は剣気の昂りに合わせて物凄く体温を上げることができ、これを応用した火炎殺法を用いて剣心らを苦しめた(発火自体は無限刃による摩擦で過去に斬ってきた人間の脂に引火させることにより火種を作る)。凡ボスにありがちな、主人公に追い詰められて汗ダラになることが最後までなかったあたりもさすがのカリスマ。基本性能が高いため、必殺技どうこういうイメージはあまりないかもしれないが、以下は代表的な必殺技である。
| 技名 | 内容 |
| 壱の秘剣「焔霊(ほむらだま)」 | 刀が燃える技。剣心を斬った上に火傷を負わせる。 |
| 弐の秘剣「紅蓮腕(ぐれんかいな)」 | 剣心の胸倉をつかみ、大爆発を起こす。「売れんかいな」ではない。 |
| 終の秘剣「火産霊神(カグヅチ)」 | 本編では不発に終わったが、巨大な火柱を剣心にぶつける大技の模様。 |
志々雄真実に関するニコニコミュニティを紹介してください。
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最終更新:2025/12/12(金) 02:00
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