新藤美枝(しんどう みえ)とは、メディアミックス作品「ストライクウィッチーズ」シリーズの登場人物である。
CV.森谷里美。
モデルは日本海軍の戦闘機パイロット、進藤三郎。
日中戦争から活躍する歴戦の戦闘機乗りで、零戦で初戦果を挙げた部隊の指揮官。太平洋戦争では<赤城>など空母航空隊やラバウルほかの基地航空隊で戦闘指揮官を歴任した。2000年死去。
扶桑海事変以来のベテランウィッチ。
戦闘指揮官としての活躍が多く、数的優勢にある敵に対しても戦場を俯瞰した的確な指示によって能く抗し得るなど、極めて高い指揮能力を持つ。固有魔法の「三次元空間把握能力」も部隊指揮に向いたもので、部下を率いての目標物のない洋上飛行に役立つなど、空母航空隊の指揮官としての活躍にも活かされている。
とはいえ個人の戦技が他のエースウィッチに劣るわけではなく、むしろ零式艦上戦闘脚の扱いに関しては、その導入時から履きこなしているだけに、性能の限界を含めて誰よりも知り尽くしているほど。格闘戦に優れるという零式の強みを活かし、高度な曲芸飛行も容易くやってのける。
扶桑海事変の頃からの軍歴を持つウィッチであり、当時すでに指揮官として活躍していた。扶桑海軍史上の傑作ストライカーユニット・零式艦上戦闘脚をその初期に受領、零式の初陣となった戦闘を指揮し大戦果をあげている。
第二次ネウロイ大戦の勃発後は遣欧艦隊に所属し、欧州で航空母艦<赤城>ウィッチ隊やリバウ航空隊の指揮官を歴任。しばしば空母航空隊から地上基地航空隊、あるいはその逆へと移動を繰り返して各部隊の指揮を執った。1944年ごろには第三航空戦隊所属の航空母艦に乗艦している。
その後、リベリオンと扶桑合同で空母機動部隊型の第508統合戦闘航空団<マイティウィッチーズ>が設立されることになると、扶桑海軍からの戦闘隊長として美枝が選抜された。この時、リベリオン海軍出身の508JFW司令ジェーン・S・サッチ中佐からリベリオンのF6Fと共闘するに零式ではもはや性能不足との意見を受け、零式の限界を知る美枝もそれに同意。すぐさま零式に代わるストライカーユニットを選定すべしと主張し、国内の反対を押し切って紫電(一一型丁のち二一型乙)の導入に踏み切らせている。
雁淵孝美はリバウ航空隊時代の知己であり、美枝がその能力を知悉していたこと、508JFWに導入した紫電一一型の運用に習熟していたことの二点が、のちに508JFW設立時に初期メンバーとして選出されるきっかけとなった。
『ストライクウィッチーズ』、『ストライクウィッチーズ2』DVD付録の「全記録集」で、第508統合戦闘航空団<マイティウィッチーズ>の戦闘隊長として触れられたのみの登場が長く続いていた。
しかし2016年10月、『ブレイブウィッチーズ』第一話において突如として登場。キャラクタービジュアルも同シーンが初公開となった。先行上映会で「かみあっていないようでかみあってる会話」と参加声優に評された大沢義三郎・三航戦司令長官との会話が見もの。
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最終更新:2025/12/15(月) 20:00
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