月影ゆりとは (ツキカゲユリとは) [単語記事]

キュアムーンライトとは、ハートキャッチプリキュア!に登場するプリキュアの一人である。
変身者は月影ゆりさん、高校2年生。プリキュアシリーズ初の高校生プリキュアかつ、先輩のプリキュア。
声を担当するのはかつて水のセーラー戦士で関西弁の小動物だった久川綾さん。

概要

第1話の最初のシーンで現れたプリキュアで、こころの大樹の守護者。紫色モチーフの戦士はミルキィローズが居るが、「プリキュアとしては」金色モチーフのサンシャインと対をなす、銀色モチーフの戦士である。（厳密には藤色）

ダークプリキュアと互角の戦闘力を誇り、その気品の高い姿に反して肉弾戦によるガチバトルを行う。キャシャーンSinsを彷彿した人も多いだろうがキャラデザが同じなので当然と言えば当然である。しかしその後の本編展開とのギャップは大きい。

他のプリキュアとはまったくデザインが異なり、プリキュアの力の源であるジュエルも左肩近くに存在する。言わば前作のフレッシュプリキュア!同様にリボンで胸を隠すということをしていない。おまけに年齢もちょっと高そうだが、その割に出てるところが出ていないのが特徴。ぶっちゃけペチャパイ。しかも新ＥＤで四人並ぶと一人だけ頭一つ背が高い、もしかしたら歴代プリキュアで一番背が高い可能性もある。設定資料を見た感じパートナーの妖精がいないが、これには深い訳がある。後に敗北に終わった例の戦いの折にキュアムーンライトの隙を突いたサバーク博士の攻撃の身代わりとなり致命傷を受け、死亡していたのだ。しかもその死に様も光になって消えていくといった綺麗なものではなく、逆に肉体が蝕まれるように黒ずんでいき、事切れると同時に肉体が真っ黒になり、風化してバラバラになっていくというもの……そりゃ心の花も枯れるわ。

名乗り口上は「月光に冴える一輪の花………キュアムゥゥゥゥンライト！」ちょっと拳入っててマジかっこいいです。
口癖は「全ての心が満ちるまで、私は戦い続ける！」。ｷｬｰﾑﾝﾗｲﾄｾﾝﾊﾟｲｶｯｺｲｲｰ!

必殺技にはブロッサムやマリンのフラワータクトとほぼ同形のムーンタクトを用いるムーンライトタクトとか誤植してたところもあったが誤植は気にするな！

砂漠の使徒に対抗すべくハートキャッチミラージュを手に入れようとするが、その隙を窺ってこころの大樹を襲撃したダークプリキュアとの死闘の末に破れ、ココロパフュームをシプレとコフレに託して自身は敵の力の前に散ってしまう。1話の時点では花咲つぼみや来海えりか、明堂院いつきの夢の中に出てくる存在だった。彼女を見ることこそがプリキュアの素質を持つものの証らしい。

9月26日放送の第33話で、パートナーの妖精で、長らく心の大樹で地縛霊としてゆりを見守っていたタツロッドコロンの励ましを受け遂に復活。ココロポットを使って変身する。つかあのポット、そんな機能あったんですか?!
ただ、変身バンクは作画5000枚のサンシャインと比較するとかなり控えめな印象。
まぁ高校生だから贅沢言えないよね！
その次の週では早速ダークプリキュアとのガチバトルにいそしみ、砂漠の使徒の3幹部を一蹴。
この人の本気は女児向けアニメを超越するから恐ろしい限りである…

しかし、復活の1月前から新EDでノリノリダンスしてました。
おそらくダンスの後顔を真っ赤にしているに違いない……。

必殺技

ムーンライト・リフレクション
手のひらサイズの反射バリアを両手から生み出し、それを自在に操って敵のエネルギー攻撃をうまく反射させ、確実に相手にそっくりお返しする技。流石先輩。
ムーンライト・シルバーインパクト
シルバーとか間に挟んでるけどぶっちゃけマリンのパクりムーンライトオリジナルのエネルギー衝撃波！
プリキュア・シルバーフォルテウェイブ
二人と同形の花エネルギーを放つ必殺技。初登場がガチバトルだったのでもはや浄化技に見えない。
プリキュア・フローラルパワー・フォルティシモ
1人で出せるブロマリさんの合体技。その高性能っぷりに最初の2人の立場がヤバイ事に…後輩達はみんな大感動してます。（棒読み）

月影ゆり

明堂学園高等部の二年生。実家は希望が花駅の売店で働いている母・春菜(CV：佐久間レイ)と2人で暮らしている。父親は3年前に『こころの大樹』の探索に行ったきり、消息不明の様子。プリキュア初の高校生プリキュア、というちょっと恥ずかしい経歴を持つ。(これまでの最年長はキュアババアを除けばなぎさ、ほのか、こまち、かれんの15歳。ゆりは17歳と言う事で、この4人よりも2つも年上である)しかも、つぼみを除けば変身前は常に眼鏡をかけているという新たなプリキュア属性も。（ただし変身するともちろん眼鏡はなくなる）

当然公式認可されてるという事で、データカードダスやオールスターズでもおっとなぁ！な活躍を見せてくれるだろう。
これまでの年長組(なぎさ、ほのか、こまち、かれん)がどのような反応をするのか、ｗｋｔｋするなぁ。

来海ももかとは一応友達なのだが、初登場時は見事に友達としてスルーされました……と思ったら親友とか勝手に言い出して用事あるからダメって言ったら「振られた～」とか勝手に言い出す始末、んもー！

プリキュアに結構昔から変身してるおかげなのか、生身でもスナッキーと戦えたりかなり強く、ダークプリキュアの拳を受けても骨が折れないなど、もはや流派東方不敗や十傑集とか九大天王レベルの超人である。スナッキーの場合敵が弱すぎたんだとも考えられるが、ダークプリキュアはちょっとやりすぎかも……。

かつてサバーク博士とダークプリキュアに二対一という状況で敗北し、その心の傷が癒えていない様子。仕方ない状況だったのに、意外と純粋な心の持ち主なのだ。

さりげなくつぼみとえりかに助言したのにも関わらず「そんなつもりはなかった」とか、植物好きなことがバレても素直にならないなど、今時ツンデレの気があるというギャップ萌えな一面も。

当初はつぼみ達の事をまだプリキュアとしては認めておらず、本人の使命感の強さを垣間見ることができる。
というか常に後輩達の落ち度を指摘するうざい先輩司令塔のような役割になりつつある。
でもこの設定って1時間前の戦隊モノと似て…おや、誰かが来たようだ。