月影ゆり 単語


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ツキカゲユリ

4.4千文字の記事

月影ゆりは、『ハートキャッチプリキュア!』に登場する架の人物。
高校2年生
で、プリキュアシリーズ初の高校生プリキュアかつ、先輩プリキュア

を担当するのはかつて水のセーラー戦士関西弁小動物だった久川綾さん。

概要 

明堂学園高等部の二年生。実家希望の売店で働いている春菜(CV佐久間レイ)と2人で暮らしている。父親は3年前に『こころ大樹』の探索に行ったきり、消息不明の様子。プリキュア初の高校生プリキュア、というちょっと恥ずかしい経歴を持つ(これまでの最年長は元プリキュアであるキュアフラワーこと子を除けばなぎさほのかこまちかれん15歳ゆり17歳と言う事で、この4人よりも2つも年上である)。しかも、つぼみを除けば変身前は常に眼鏡をかけているという新たなプリキュア属性も。ただし変身するともちろん眼鏡はなくなる。

当然公式認可されてるという事で、データカードダスオールスターズでもおっとなぁ!な活躍を見せてくれるだろう。
これまでの年長組(なぎさほのかこまちかれん)がどのような反応をするのか、wktkするなぁ。
もっとも、後述の小説版で明かされたのだが、つぼみたちを始めとする大半のプリキュア同様最初に変身したときは中学2年生だったわけだが。
また、長きにわたり一の高校生プリキュアだったのだが、『キラキラ☆プリキュアアラモード』で同い年の仲間が2人できることに。いつかは映像なり何なりで高校生組の共演も期待したいところ、と思ったら『HUGっと!プリキュア』のオールスターズ回でそろって圧倒的なオーラを見せてくれました。一人変身したら成長する小学生が混じっているとか気にしないように。

ももかとは一応友達なのだが、初登場時は見事に友達としてスルーされました……と思ったら友とか勝手に言い出して用事あるからダメって言ったら「振られた~」とか勝手に言い出す始末、んもー!

プリキュアに結構昔から変身してるおかげなのか、生身でもスナッキーと戦えたりかなり強く、ダークプリキュアの拳を受けてもが折れないなど、もはや流派東方不敗十傑集とか九大天王レベル人である。スナッキーの場合敵が弱すぎたんだとも考えられるが、ダークプリキュアはちょっとやりすぎかも……。

かつてサバーク博士ダークプリキュアに二対一という状況で敗北し、その心の傷が癒えていない様子。仕方ない状況だったのに、意外と純な心の持ちなのだ。

さりげなくつぼみえりかに助言したのにも関わらず「そんなつもりはなかった」とか、植物きなことがバレても素直にならないなど、今時ツンデレの気があるというギャップ萌えな一面も。

当初はつぼみ達の事は未熟なことと二人で戦っていることもありプリキュアとしては認めていなかった。本人の使命感の強さと、彼女たちとは違い独りで戦ってきたという自負を垣間見ることができる。
それからはつぼみ達の努力もあり彼女の枯れていたこころも元に戻り、プリキュアとして復帰してからは常に後輩達を導する先輩のような役割を担っている。
でもこの設定って1時間前の戦隊モノと似て…\ナイトダイナミック/おや誰かが来たようだ。

キュアムーンライト

-月光に冴える一輪-

私に再びプリキュアの力を!

キュアムーンライトとは、ハートキャッチプリキュア!に登場するプリキュアの一人である。
名乗り口上の後の「キュアムゥゥゥゥンライトッ!」は、かなり拳入っててマジかっこいいです。 口は「全ての心が満ちるまで、私は戦い続ける!」。キャームンライトセンパイカッコイイー!

第1話の最初のシーンで現れたプリキュアで、こころ大樹の守護者。紫色モチーフ戦士ミルキィローズが居るが、「プリキュアとしては」金色モチーフサンシャインと対をなす、銀色モチーフ戦士である。(厳密には色)

ダークプリキュアと互戦闘力を誇り、その気品の高い姿に反して肉弾戦によるガチバトルを行う。キャシャーンSinsを彷彿した人も多いだろうがキャラデザが同じなので当然と言えば当然である。しかしその後の本編展開とのギャップは大きい。

他のプリキュアとはまったくデザインが異なり、プリキュアの力のであるジュエルも左肩近くに存在する。言わば前作のフレッシュプリキュア!同様にリボンで胸を隠すということをしていない。高校生ということもあって新EDで四人並ぶと一人だけ頭一つ背が高い、もしかしたら歴代プリキュアで一番背が高い可性もある。実際、劇場版EDの身長較らしいカットや、設定資料の「つぼみ156cm位」という情報から身長を推測すると、なんと170cm台に乗っているらしい。しかも、ももよりでかい。EDのダンスで4人のうち一人だけ図抜けてでかく見えるのも理はないことだろう。
設定資料を見た感じパートナー妖精がいないが、これには深い訳がある。後に敗北に終わった例の戦いの折にキュアムーンライトの隙を突いたサバーク博士の攻撃の身代わりとなり致命傷を受け、死亡していたのだ。しかもその死に様もになって消えていくといった綺麗なものではなく、逆に体が蝕まれるようにずんでいき、事切れると同時に体がになり、風化してバラバラになっていくというもの……そりゃ心のも枯れるわ。

必殺技にはブロッサムマリンフラワータクトとほぼ同形のムーンタクトを用いるムーンライトタクトとか誤植してたところもあったが誤植気にするな!

砂漠の使徒に対抗すべくハートキャッチミラージュを手に入れようとするが、その隙をってこころ大樹を襲撃したダークプリキュアとの死闘の末に敗れ、ココロパフュームをシプレとコフレに託して自身は敵の力の前に散ってしまう。1話の時点では花咲つぼみ来海えりか明堂院いつきの中に出てくる存在だった。彼女を見ることこそがプリキュアの素質を持つもののらしい。

9月26日放送の第33話で、パートナー妖精で、長らく心の大樹ゆりを見守っていたコロンの励ましを受け遂に復活ココロポットを使って変身する。つかあのポット、そんな機あったんですか?!
ただ、変身バンク作画5000枚のサンシャイン較するとかなり控えめな印

その次の週ではダークプリキュアとのガチバトルに勤しみ、砂漠の使徒の3幹部を一蹴。
この人の本気は女児向けアニメ越するから恐ろしい限りである…

しかし、復帰の1月前から新EDでノリノリダンスしてました。
おそらくダンスの後顔をにしているに違いない……。

下ネタバレ注意!
砂漠王デューンとの最終決戦ダークプリキュアとの死闘の末、勝利を収めるが、同時にサバーク博士の正体が月影博士であることだけでなく、ダークプリキュアゆりの体の一部で作られた実のであることを知りショックを受ける。
その後、ダークプリキュア月影博士に抱かれたまま消滅、その月影博士もまたデューンの襲撃によりゆり達をい、妻をゆりに託し死亡、大きなショックを受けたゆりは精神的にも心が乱れてしまい、デューンに対する憎しみが増大。
しかし、つぼみに諭された事により“を持って倒す”事を決意した。
相棒であるコロン、実のであるダークプリキュアである月影博士を亡くし、プリキュアシリーズ史上、最も過酷な運命を背負った人物とも言えよう。

必殺技

ムーンライト誕生秘話

注意 この項は、小説版に関するネタバレ成分を多く含んでいます。
ここから下は自己責任で突っ走ってください。

2015年9月16日講談社キャラクター文庫から、シリーズ構成山田氏本人の手による『小説 ハートキャッチプリキュア!』が出版された。アニメ本編を補する内容になってはいるが、馬越嘉彦氏の表イラストや裏表あらすじを見れば分かるようにゆりムーンライト主人公として描いており、何より重要なこととして、最初の2章で「ハートキャッチプリキュア! エピソード0」とも言うべき、ゆりムーンライトになった経緯から本編に入るまでの内容が初めて明らかにされている。
詳しい事は是非とも本を手にとって一読願いたい(ゆり以外のキャラクターについてもかなり驚かされたり、あるいはファンだったらにやりとする描写もある)が、あまり詳しくならない程度にムーンライト誕生についてかいつまんで紹介したい。

 

 

 

ゆり中学2年の時、月影博士が失踪してしばらくしたある日、が勤めていた植物園に向かい、園長の子に手がかりはないか話すことになる。そんな状況を見ていた妖精コロン子に「彼女プリキュアにふさわしい」と告げるが、キュアフラワーとしての死闘を送った子は猛反対する。しかししばらくしてからコロンゆりと接触、砂漠の使徒に関する話をすると、ゆりは使命感に燃え、翌日ゆり子にプリキュアになりたい旨を伝える。

子は仕方なく「私の教える空手を習得できるのであれば」と条件を付けるが、勉学優秀で飲み込みがく、身体力ももともと高いゆりのこと、基礎どころか必殺の底まですぐに習得、既に空手のできない身体になっている子はゆりに明堂院流の門をかせようとする。

その矢先、砂漠の使徒がついに行動を起こし、子としてはゆりプリキュアにせざるを得ない状況となる。やむなくコロンに対しゆりパフュームを渡すよう示、ついにキュアムーンライトへと変身することとなった。こうしてプリキュアとなったゆり砂漠の使徒を倒していき、プリキュアパレスの試練を受けるのも前となったのだが……

以降はアニメ本編ともクロスする話となるが、小説版ではより詳しい事が書かれているので、是非読んでいただきたい。

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