ハートキャッチプリキュア!(通称:HCP!・ハトプリ・ハトキュア)とは、東映アニメーション製作のプリキュアシリーズ第7作目である。
先代プリキュア・キュアムーンライトがダークプリキュアに敗れたことにより枯れかけてしまった「こころの大樹」。
その顛末を夢で見ていた中学2年生の花咲つぼみと来海えりかは、逃げてきた大樹の妖精シプレ・コフレと出会い、キュアムーンライトの意志を継いで伝説の戦士プリキュアに変身。
人々の「こころの花」を守り「こころの大樹」を救うため、心と世界の砂漠化による世界征服を企む悪の組織・"砂漠の使徒"との戦いを繰り広げる。
本作はかつておジャ魔女どれみシリーズを手がけた馬越嘉彦と山田隆司がメインスタッフとして起用されており、
キャラクター達の表情や動きが特にコミカルになっているとともに、プリキュアらしい激しい肉弾戦も繰り広げる。
一方で、今回は「花」「ファッション」「心」「変わること」などが作品のテーマとなっており、作中の様々な設定に「花」「心」が使われているとともに、各話ごとに登場するゲストの悩みや葛藤が話の軸となっている。そのため、暗く悲しい展開も多く、それらを乗り越えていくゲストやプリキュアのドラマに重きを置いている。
さらに、外見を通じて内面を「変えていく」手段として「ファッション」を作中の要素として盛り込んでおり、主人公たちの所属するファッション部の活動も話の軸となっている。
各話はひとつの花言葉をテーマに作られているためこれらを気にとめておくとよりいっそう楽しめるだろう。
また、今作では「プリキュアの使命」についても深く切り込んでおり、プリキュアと砂漠の使徒の地球をかけた戦いが代々続いている世界という設定のため、プリキュア同士に先輩後輩の概念が存在し、プリキュアの最終的な構成も中2が3人に高2が1人というものになっている。なお、先代や高校生プリキュアの登場はこれが初である。
戦闘においても様々な試みがなされており、各プリキュア毎に名前付きの固有技が複数存在し、それに伴い素手での必殺技の代わりに必殺技専用アイテムを最初から持っているのも本作の特徴。
また金朋先生によるデザトリアンの無駄に細かい迫真の演技は必見である。
本作の主人公の口癖とされる文句「私、堪忍袋の緒が切れました!」「海より広い私の心も、ここらが我慢の限界よ!」は、今までのプリキュアが理不尽な敵幹部に「絶対許さない!」と怒りをあらわにしてきた定番の状況を、コミカルに変換したものである。ゆえに、なにも彼女らばかりがキレやすいのではなく、プリキュアの伝統をただ守っているだけであり、その伝統を口癖化したものである。
特に後者を発言する来海えりか=キュアマリンがこの言葉を始めて本編で発したのは8話になってからであることや、発言機会そのものが花咲つぼみ=キュアブロッサムより少ない、また彼女に引っ張られるように発言することなどから、その言葉の通り彼女は言うほどキレやすいわけではないことが伺える。
(テレビ朝日系列の本放送のみ本作からのデータ放送連動となります)
◆OPテーマソング『Alright!ハートキャッチプリキュア!』
作詞:六ツ見純代、作曲:高取ヒデアキ、編曲:籠島裕昌、歌:池田彩
◆前期EDテーマソング『ハートキャッチ☆パラダイス!』
作詞:六ツ見純代、作曲:marhy、編曲:久保田光太郎、歌:工藤真由
◆後期EDテーマソング『Tomorrow Song~あしたのうた~』
作詞:六ツ見純代、作曲:高取ヒデアキ、編曲:籠島裕昌、歌:工藤真由
◆挿入歌『HEART GOES ON』
作詞:青木久美子、作曲:高取ヒデアキ、編曲:籠島裕昌、歌:池田彩&工藤真由
第1話 | 最初からクライマックスなプリキュア対プリキュア展開。序盤のキュアムーンライト対ダークプリキュアから馬越と東映の本気を垣間見る事が出来る。つぼみがキュアブロッサムに変身したところで続く。 |
第2話 | 前回からの続き。キュアブロッサムの初戦闘。この1,2話で作品の空気はだいたい掴めるはず。 |
第3話 | キュアマリン誕生回。超個性派プリキュアの伝説の始まり! |
第4話 | 心のブロッサムと力のマリン!「わたしたちはふたりでプリキュア!」という伝統の友情回。 しかしのちに3人目、4人目が現れることなど、本人たちは知るはずもなかった! |
第6話 | えりかの「やるっしゅ!」やブロッサムの「おしりパンチ」初登場回。 |
第7話 | いつき主役回。可愛い物に悶えるいつきや女の子にしか見えないお兄様は必見。 デザトリアンにホームランされるナルシスト幹部コブラージャの方向性を決定づけた名編。 |
第8話 | えりかのもも姉に対する葛藤に変化が訪れる姉妹愛回。マリンの決め台詞初登場。ゆり初登場。 |
第10話 | 対ダークプリキュア第1戦。プリキュアの2人を変身解除→光る下着姿にまで追い込んだ闇キュアさん。 後期に激闘を繰り広げるゆりさん(敗北後)とのファーストコンタクトがこの回。 |
第13話 | 対ダークプリキュア第2戦。生身でスナッキー&ダークプリキュアに立ち向かうゆりさんは必見です! |
第14話 | 涙なくしては見られない、感動の母の日回。 |
第15話 | タイトルが全てを表す、いつきがかわいいものに悶えたり女の子の服を着たりする回。 |
第18話 | 島本先生も実況ツイートせずにはいられなかった、番君の吼えろペン回。 でも描いた漫画は「ハートキャッチプリキュア!」 |
第23話 | キュアサンシャイン誕生回。作画枚数5000枚と無駄に豪華な変身バンクは必見。 |
第24話 | 23話の続き。キュアサンシャインの華麗な初バトル。 後半は3人のプリキュアとダークプリキュアの心の大樹をかけた防衛戦。ラストのダークの叫びは必聴。 |
第28話 | デザトリアンの群れとの戦いだが、「夏休みの宿題を回避するため、敵に中学校の破壊をお願いするキュアマリン」など野心的な要素が目立つ回。だらけまくるえりかは必見。 |
第33話 | キュアムーンライト復活回。プリキュア初となる相棒の妖精の死など、ゆりの悲しい過去が明かされる。 |
第34話 | 33話の続き。第1話冒頭以来となるムーンライト対ダークプリキュア、そして三幹部戦にすべてが 詰まっている。復活早々遠慮なし、流石は先輩のプリキュア。ラストは感動&ギャグでシメ。 |
第36話 | 3クールまでの集大成ともいえる学園祭。池田彩と工藤真由が声優で出演。工藤真由は3年振りとなる。 |
第37話 | プリキュア達が試練の山プリキュアパレスで己の心の影と向き合う試練に挑む、それぞれのプリキュアの心の成長を感じられる回。つぼみの試練を残したまま敵襲、次回に続く! |
第38話 | 前回の続き。繰り広げられるプリキュア対大怪獣。仲間の元へ急げ、つぼみ! そして、ついに試練を乗り越えスーパーシルエットに変身! 見る者を!?とさせたプリキュア・ハートキャッチ・オーケストラの鉄拳に注目。 |
第39話 | プリキュア史上初めて必殺技アイテムを部屋の片付けに利用するえりか。ボスナッキーの (ある意味)活躍にも要注目。 |
第41話 | 保育士と保育園児の感動のストーリー、と思わせておいて後半に大迫力のバトル回。 |
第44話 | クリスマス限定、キュアフラワー大復活!ってか若返ったー!? |
第45話 | 圧倒的なデューンの力に地球が砂漠化。残された人類の希望を背に受け、プリキュア宇宙へ飛ぶ! |
第46話 | キュアマリン対クモジャキー、キュアサンシャイン対コブラージャの決戦。良質な熱血戦闘回。 |
第47話 | ムーンライト対ダークプリキュアの決戦。サバークの正体を知って絶望するゆりをブロッサムが救う! |
第48話 | ダークプリキュア誕生秘話とサバークの死。憎しみに堕ちかけるゆりに喝を入れ並び立つつぼみ! デューン対プリキュアの超絶クオリティの戦闘シーンは必見!!! ついに人死にが出た… |
第49話 | 最終回。巨大な合体プリキュア、その名もムゲンシルエット降臨!「くらえ、この愛!」 |
劇場版 | 松本理恵監督もお気に入りのシーンで、魅了されること間違いなしと思う。 歴代では初の海外ロケ。 |
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掲示板
902 ななしのよっしん
2021/11/07(日) 19:27:05 ID: ZqjlIvUyLe
出た理由は他にもあるけど人気だからはあまり言わない方が良かったと思うわ
それだけは顰蹙買う理由になりそう
903 ななしのよっしん
2022/09/19(月) 12:35:53 ID: Ar8CX0owgF
客演時にはちょくちょく使う妖精マント。
実は本編ではあんま使ってないっていうね。
そもそも飛べると強くなりすぎるってのもありそうだからか戦闘中は速攻外れるし
904 ななしのよっしん
2023/07/19(水) 19:12:09 ID: jcLqkMcSRV
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最終更新:2024/12/04(水) 04:00
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