負けたらギャグ要員とは、マンガ/アニメ「蒼き鋼のアルペジオ」において、敵となる霧の艦隊側のメンタルモデルの多くが(というか、アニメ第7話の段階では揃いも揃って)イ401に敗北し人間と関わったあと思考に乱れが生じる事を指す。
類似異義:負けたら鬱要員
まずアニメ第2話に於いてイ401と戦った重巡洋艦タカオは、当初、自信満々かつ人間を見下ろす態度で戦闘に望んでいた。しかし共同作戦を展開していた501が撃破され、自らも武装ロックされるという苦杯を喫したタカオは、イ401の艦長である千早群像と対面。途端にデレまくって自分も艦長が欲しいと言い出し人間を乗艦させる事によって今までに無い戦術を駆使出来る事に興味を持ち始め、イ400/イ402の警告も無視して単身イ401の基地である硫黄島に向かうという「おしかけ女房」的な行動を採り始める。いわゆる従順タカオの誕生である。
もっとも、そう揶揄したヒュウガ自身、タカオより先にイ401に敗退。鹵獲されて超重力砲まで奪われ、それ以後はアブない趣味が覚醒してイオナをお姉さまと呼びつつベタベタまとわりつくイ401に仕えるという状態になっている。
続いて第4話でイ401と対決した大戦艦キリシマとハルナも敗退。さらに両者は、艦体を構成するナノマテリアルのほとんどを消失。ハルナはかろうじてメンタルモデルを維持できたものの、キリシマはユニオンコアしか残らず、さらに両者とも敗北時の爆発で陸地まで吹き飛ばされ、刑部蒔絵に拾われる事となった。ハルナはフリーダムな蒔絵(ただしこの見解には異論も存在するらしい)に翻弄されてイジラレキャラと化し、キリシマに至っては、ハルナから分けてもらった僅かなナノマテリアルでピンク色のクマのヌイグルミを動かすのが精一杯という姿となり果て、シリアスな言動のままであるにも関わらず、その姿によって全てがギャグになってしまうというこれ以上無いほどおいしい状態に陥った。
こうした一連の変化によってコンゴウは次第にイラダチを見せつつ、何故人間と関った艦は思考の乱れが生じるのかを深刻に悩んでいる…というのが第7話までの経緯である。なお、アニメの中で他にメンタルモデルを持つ艦船は、マヤ及び諜報活動に従事しているイ400/イ402の3者だが、マヤは当初戦うまでもなく初めからギャグ要員と評されていた。しかし実はそうではなく、問題が別にある事が10話の終盤で判明する。
ちなみに、現在も連載が続いている原作マンガにおいては負ける以前からギャグ要員となっているメンタルモデルも多い。
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最終更新:2024/05/04(土) 13:00
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