那由多誰何(なゆたすいか)とは、まんがタイムきららキャラットにて連載の漫画『まちカドまぞく』の登場人物である。
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この項目は、漫画『まちカドまぞく』原作最新話までのネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
まちカドまぞくに登場する「魔法少女」の一人。初登場は桃の過去編から。
黒系?のドレスと帽子、三つ編みとエルフ耳、そしてなによりも「ボクっ娘」な優しそうな見た目の少女。
ただし、本人曰く千年以上は生きているらしい。
多くの「魔族」を討伐済みであり、そのご褒美としてナビゲーターからもらえる「ためると願いが叶うスタンプカード」を一気に3枚も使ってしまうなど、魔法少女としての実力・実績は計り知れないものがある。
しかし、当のナビゲーターのウリエルは何故か拘束されていて、誰何の命令に「イエスマム!」と忠実に従っているという奇妙な一面も。
液体以外の「食事」をしない。本人の弁では「食べ物がかわいそう」だからだそうだが…。
6年前、千代田桃が多魔市に帰還した時、姉の千代田桜と一緒に住んでいた家に何故か居座っていた。一応、桜とは旧知の仲らしい。
10人に一人は「まぞく」がいる町だった多魔市に「まぞく」が全然見当たらないという状況下で、「暗黒役所」の魔族の名簿を探すよう当時の桃に依頼している。
2期…、いや、3期が来れば。
今のところ、カラーページ未登場であるが、有志によって描かれたイラストには銀髪+黒服のものが多いようだ。
「すいか」の名に因んで、黒系の緑になっているイラストも見られる。
6巻発売を待とう。
「あれれ?何か…桃ちゃん誤解してない?魔族を封印なんてしてないよ」
「大丈夫。ちゃんと苦しまないように、殺してるよ」
魔族の名簿を手にした那由多誰何の真の目的、それは「この世すべての『かわいそう』を根絶すること」。見つけた魔族を片っ端から「呑み」、町の人達が悲しまないよう記憶を消して回っていたのであった。しかも本人は完全に善意のつもりでやっている。
誰何の行動がおかしいと感じた桃はウリエルからの必死のメッセージを受け取り、桜の咲く高台へ。そこでメタ子から千代田桜がかつて貯めていたカードの存在を知らされる。
しかし桃の居場所を突き止めた誰何によって(カードの力で)連れ戻され、おまけにその帰途でメタ子は誰何のカードの影響から、ウリエルと同様に言葉が制限され「時は来た」としか喋れなくなってしまう。
桃と誰何の交渉は平行線をたどったまま決裂し、武力衝突へ。桃は千代田桜の貯めたカードの出自がシャミ子の父ヨシュアを封印した際のものだと気づき使うのを戸惑うものの、シャミ子の助言に背中を押されてカードを使用し那由多誰何を無力化するのに成功。しかし那由多誰何は完全には消滅せず、黒い影のようなものに変化してどこかへ消えていったのであった。
「…あと、さっきからずっと覗いてるツノのまぞく」
「お前はまた来て、いつか殺す」
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最終更新:2025/12/14(日) 04:00
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