リリス(まちカドまぞく)とは (リリスとは) [単語記事]

リリス(まちカドまぞく)とは、漫画およびTVアニメ「まちカドまぞく」に登場するキャラクターである。

概要

大昔に封印された闇の一族の始祖。また、夢魔であることから他人の夢に潜る能力を持つ。

子孫である吉田優子（シャミ子）が先祖返りで魔族として覚醒したのをきっかけに再び活動を始めた。

千代田桃からはシャミ子の先祖ということから「シャミ先」というあだ名を付けられる。

見た目はシャミ子いわく「私そっくりで日焼けした感じ」とのことだが、肌の印象以外に、金髪碧眼、頭に生えた角は頭上に長く伸びた形状で右側が欠けている、しっぽの先端のハート形部分が三重、といった違いがある。あと胸のサイズ。体は小柄だが封印されて数千年間闇の中で暮らしているため見た目以上にかなりの高年齢のようだ（本人は原作1巻のプロフィールで「4、5000歳くらいだな多分。寝てた時期も多いがな…。」と述べている）。靴の大きさは20.5㎝（アニメ第3話より）。

本体は始祖の邪神像に封印されており、吉田家ではしばらくドアストッパー扱いされていた。この邪神像にお供え物をすると彼女が封印された空間に同じ物が現れる。しかし、半自動であるため近くに置かれたゴミなど意図していない物も反映されてしまう。

封印された状態でも悪びれる様子はなく、あらゆる手で桃を倒そうと企んでいるが子孫同様アホの子なため度々返り討ちにされている。

桃作の手のひらサイズのよりしろでは、先端が内向きに巻いた銀髪、碧眼、シャミ子と同じ形状の角、しっぽの先端がもも状、という姿になっている。胸の感じもシャミ子に近い。

シャミ子の活躍(事故)によって、封印の一部が解除された後は、像を介して
現実世界に声を届ける事ができるようになった他、不完全だが念写能力も発揮している。

そして5巻にて、ウガルル召喚の儀に使用した余り物の素材を使用して、実物大のよりしろでついに現実世界に降臨した。まあ、リソースの問題で7日程度しか機能しない虫並の体だったのだが。
さらに、なんやかんやあってその体は、『奥々多魔』の山に封印されていた蛟に埋め込まれた『約定の龍玉』によって、7日間の寿命を迎えることなく現実世界に留まるようになった(1日約9キロのゴミを集めなければならないという約定付き）。