E6系新幹線電車とは、E5系の嫁秋田新幹線・東北新幹線の主力車両である。
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東北新幹線は新青森駅延伸に伴ない高速化され、E5系が投入される事になり、秋田新幹線もこれに合わせる形で高速化を行う事となり、E3系の後継車両として開発されたのがE6系である。
秋田新幹線は在来線を改軌した路線である為、急な曲線区間も存在する。この為、E6系では急曲線にも対応可能な走行性能が求められていた他、車体幅も在来線規格に合わせている。なお車高は、E5系と同じである。
E5系と同様に長い先頭形状(13m)をはじめとした基本構造(車体傾斜装置、動揺防止制御装置、中央締結式ブレーキディスク、吸音カバー、新型スノープラウ、多段すり板パンタ等)の強化に加え、騒音対策として小型の防音壁及び片持ち全周幌が本車両にも採用された。なお全周幌は、諸事情によりN700系で過去に試験運用されたゴム幌がZ7編成以降より本採用されている。
車両内外装のデザインは、奥山清行(監修)・川崎重工業車両カンパニーデザイン課(製作)のデザインが、本採用となる。カラーリングは上部が「あかね色」、車体は「飛雲ホワイト」、中央の帯を「アローシルバー」としている。
先頭車両形状や車内施設等の関係で、E3系0番台の6両に対し1両多い7両として、定員数を確保している。
量産先行車が2010年6月に落成し、現在S12編成として、環境・性能走行等の試験車両として走行している。2012年11月以降にZ2編成以降の量産車が落成し、運転開始が2013年3月16日で、まずは4編成が投入された。2014年4月1日時点では秋田車両センターにZ1(元S12)~Z23編成が在籍している(なお、ダイヤ改正後にZ24が追加され予定数が揃っている)。
最終的には2014年3月15日のダイヤ改正に合わせて、新幹線区間の営業最高速度を320km/hに引き上げられた他、2014年4月中に合計24編成投入が完了した。
なお、2014年5月26日に鉄道友の会より「在来線の車両限界という制約の中で高速性能と環境性を向上し、E5系と併結時の転時速320km運用を実現した(引用まま)」ことが評価され、ローレル賞を受賞した。
| E5系と連結するE6系 | シンボルマーク |
| 大曲駅停車中のE6系 | E3系と並ぶE6系 |
| E5系併結のE6系(那須塩原) |
E3系「こまち」は、E6系「スーパーこまち」として随時置き換えられ、ダイヤ改正日の2014年3月15日よりE6系「こまち」と名称が戻された。一方、400系からE3系2000番台に置き換えられたばかりの山形新幹線「つばさ」への投入計画は現時点ではないが、一部E3系0番台は、ジョイフルトレイン「とれいゆ」としリニューアルされ、山形新幹線内(福島-新庄)に運用されることとなっている。
| 東北・北海道・上越・北陸新幹線及び山形・秋田新幹線の車両 |
| 200系 - 400系 - E1系 - E2系 - E3系 - E4系 - E5系/H5系 - E6系 - E7系/W7系 |
| 東北・北海道・上越・北陸新幹線及び山形・秋田新幹線の列車 |
| 東北・北海道: はやぶさ - はやて - やまびこ - なすの - あおば 上越: とき - たにがわ - あさひ 北陸: かがやき - はくたか - つるぎ - あさま 山形・秋田: つばさ - こまち ※下線付きは現在不使用 |
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最終更新:2025/12/06(土) 08:00
最終更新:2025/12/06(土) 08:00
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