ガガガガードナーとは、アニメ「遊☆戯☆王ゼアル」に登場するカードである。
概要
主人公の九十九遊馬が使用するモンスター。レベル4の戦士族モンスターで、相手から直接攻撃を受けるとき、手札からこのカードを表側攻撃表示で特殊召喚できる効果、手札を1枚捨てることでこのカードの戦闘破壊を免れる効果を持つ。
VSドロワ&ゴーシュ戦で登場。
魔法・罠を封じられた「ハンマーラッシュ・バウンサー」の直接攻撃の際、手札から特殊召喚され、自身の効果で戦闘破壊を免れた。しかし、連続攻撃効果を持つ「ブレード・バウンサー」の標的になってしまい、連続攻撃を受ける。手札も使い果たしてしまったが、それによって墓地の「タスケナイト」の効果を発動でき、バトルフェイズを終了させて難を逃れた。
その後、「タスケナイト」と共に「No.39 希望皇ホープ」のオーバーレイ・ユニットとなった。
VSIII(スリー)戦で再登場。
かっとビングを奪われ、臆病になり戦う気持ちを失った遊馬。なんと何もせず、デュエルをサレンダーすると言いだしてしまう。IIIはこれを認めず、攻撃を仕掛ける。
「No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック」の直接攻撃を受け、もはやこれまでと思われたが、アストラルが最後の力で遊馬に断片的だが記憶を思い出させたことで、わずかでも戦おうという気持ちが戻ったか、手札のこのカードの効果を使用、とっさに特殊召喚され、直接攻撃を防いだ。この時は破壊を免れる効果を使わず、そのまま戦闘破壊されている。
VSシャーク戦(5回目)でも登場。
「ブラック・レイ・ランサー」の直接攻撃の際に特殊召喚され、攻撃を受けたが、効果で破壊を免れた。
その後、「ガンバラナイト」と共に「H-C エクスカリバー」のオーバーレイ・ユニットとなった。
VSNo.96(神)戦でも登場。
「CNo.69 紋章死神カオス・オブ・アームズ」の攻撃に対して特殊召喚され、攻撃を受けるが、手札の「タスケルトン」をコストに戦闘破壊を免れる。さらに「CNo.96 ブラック・ストーム」の効果で攻撃力を吸収され、その攻撃を受けてしまうが、直前にコストにした「タスケルトン」の効果でダメージと破壊を防いだ。その後、さらにCNo.92の攻撃を受け、このカードは破壊された。
異世界のはざまでのVSアリト戦(3回目)でも登場。
「CNo.105 BK 彗星のカエストス」の直接攻撃に対して特殊召喚され、攻撃を受けたが、手札の「ディメンション U ターン」をコストに破壊を免れ、次のターンに「タスケナイト」と共に「H-C エクスカリバー」のオーバーレイ・ユニットとなった。
VSナッシュ戦でも登場。
「CNo.101 S・H・Dark Knight」の直接攻撃に対して特殊召喚され、攻撃を受けて破壊された。
「ガガガマジシャン」、「ガガガガール」に続く、3体目のガガガモンスター。しかし、それら2体(魔法使い族)と異なり、このカードは戦士族である(後に戦士族の「ガガガカイザー」や「ガガガガンマン」などが登場した)。不良学生をイメージしたようなデザインという点では前2体を受け継いでいる。
ガードナーだから当たり前と言えばそうだが、かなりガタイがいい。
ストーリー上の要所での出番が多いことや、直接攻撃というわかりやすいピンチの状況を切り抜けられる効果であることもあってか、印象に残りやすいカードかもしれない。
登場した回では、かなりの頻度でアストラルとのトラブルが発生している(ゴーシュ&ドロワ戦ではNo.96の襲撃、III戦では消滅、シャーク戦では皇の鍵が盗まれる、No.96戦では終了後にアストラル消滅)。
「ガガガマジシャン」と「ガガガガール」、「ガガガカイザー」と「ガガガクラーク」という対応関係を考えた時、このカードには相手がいない。
アニメでは類似効果を持つ「ガガガガーディアン」も登場している。
直接攻撃を受ける際に表側守備表示で特殊召喚される効果を持っているが、このカードのような破壊耐性は持っていない。
名前は「ガガガ」と「ガードナー」をくっつけただけ。英語名では「Gagaga Gardna」。
3期OP(魂ドライブ)のOP映像では、盾をサーフボードのようにして飛行している様子が確認できる(冒頭の「共に行こう」のちょっと前)。盾がすごいのか、「ガガガガードナー」が魔法か何かを使ったのか……。エアライドみたい。
OCG版
「GALACTIC OVERLORD」(2012年2月18日発売)でOCGに登場。レアリティはレア。
効果モンスター
※「GALACTIC OVERLORD」収録のカード(GAOV-JP005)による
星4/地属性/戦士族/ATK 1500/DEF 2000
相手モンスターの直接攻撃宣言時、このカードを手札から特殊召喚できる。
また、このカードが攻撃対象に選択された時、手札を1枚捨てる事で、
このカードはその戦闘では破壊されない。
特殊召喚の表示形式を問わなくなったため、特殊召喚した後の戦闘でダメージを受けることが少なくなった。
直接攻撃を止める能力を持つが、同じ直接攻撃を止めるならバトルフェイズ終了までやってくれる「バトルフェーダー」などのほうが使いやすい。こちらを使うとすれば、攻撃力・守備力がそこそこあり、戦闘でもそれなりの活躍が期待できる点、ランク4のエクシーズモンスターにつなげる点を重視した場合だろう。
戦闘破壊耐性を持つが、その都度手札を捨てる必要があるため、何度も使いたくはない。手札を使ってしまえば行動の選択肢が狭まり、結果として耐えたあとの逆転も難しくなってしまう。1回ならともかく、2回3回と攻撃を受け続けるようなことは避けたい。場合によってはこの効果を使用せず、1回限りの使い捨てとして運用する必要もあるだろう。
「ガガガ」と名のついたモンスターであるため、サポートカードを使用できる。単体でも使える効果であることから、「オノマト連携」でゴゴゴなどと一緒にサーチする候補として選べる。
類似する「ジャンク・ディフェンダー」は、同じく直接攻撃を受けるときに手札から特殊召喚できる効果だが、戦闘破壊耐性がない代わりに守備力が実質2100となり、「サイバー・ドラゴン」の攻撃にも耐えられる。また、レベル3であり、「ジャンク」カテゴリのカードでもあるため、こちらとは使い方が変わってくる。
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