ヒッキーP(≡A)とは、VOCALOIDを用いた楽曲などを制作しているプロデューサー(P)である。
大高丈宙(おおたかともおき)名義でも活動をしている。
概要
- ニュー・ウェーブ、エレクトロニカ、インダストリアル等の流れを汲む音楽作品を制作している。
- ノイズやディストーションを活用した作品が多く、「実験的」「前衛的」と例えられることもある。
- 一方で、紡がれるメロディはきわめてキャッチーであり、突き刺さる詞はまさに「少年少女」の心の声と言えよう。
- VOCALOIDとして、主に鏡音リンを使用している。この他、初音ミクや鏡音レンも用いている。
最新作
作者マイリスト
P名の由来
3作目となる、2008年3月13日投稿の「liberal pops」が、ヒッキーな歌詞だった所から、ヒッキーPのタグが3月16日頃付き、定着したようである。
作品について
- 2008年3月16日投稿の「【初音ミク】DI【オリジナル曲】」は、戦争をテーマとした、ヒッキーPとしては異色のポップ系要素多めの作品。
- 2008年5月8日の「【鏡音リン】知らない街【オリジナル曲】」は、正統派ロック曲と実写加工動画の組み合わせという異色作品。PVや歌ってみたなど派生作品がいくつか制作されている。
- 2008月6月3日投稿の「残虐ヒーリング」は、ミニマルな歌詞を主題とした前衛作品。2万再生以上に達し、ラブレターの人・はるひP・スP・プーチンPによる派生作品も作られている。
- 2008年6月24日投稿の「貴族」は、「スイミー」を題材に叫びを取り入れた問題作。テレパスミュージックなどのタグが付くヘッドホン推奨作品。何故か多数のPによる派生作品が作られている。
- 2008年8月31日投稿の「【鏡音リン・レン・私】君に☆スプラッシュ【オリジナル曲】」も、Pのシャウトが混ざった問題作。他の作品とは違う方向で健全さから離れており、「キミに☆スプラッシュ」を期待した多数の紳士淑女を、恐怖のどん底に突き落とした。
- 2008年12月27日投稿の「02 -Full ver.-【VOCALOID CV02】【オリジナル】」は、鏡音リン・レンの誕生を記念した、ヒッキーPと三月八日氏によるコラボ作品。
- 2009年4月4日投稿の「明るい生き方宣言」は、時田トリビュート参加曲である。
- 2011年、レーベル「GINGA」よりリリースされる『0001:a galaxy odyssey』に、書き下ろし楽曲「お前らポストロッカー」で参加。ついに商業流通へと乗り出した。
- 2012年12月19日、同レーベルよりフルアルバム『Eutopia』を、本名の「大高丈宙」名義でリリースする。新曲16曲を含む全27曲を収録、価格は2,835円(税込)。
ASCII.jpインタビュー
2010年7月3日、ASCII.jpによるヒッキーPへのインタビュー記事が公開された。
→ ASCII.jp:ニコニコ世代の「アングラ」生んだ、ヒッキーPに聞く
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