ポケシフターとは、ゲーム「ポケットモンスターブラック・ホワイト」にある通信システムの一種である。
概要
第四世代、つまりダイヤモンド・パール・プラチナ・ハートゴールド・ソウルシルバーのいずれかから、ポケモンを第五世代のブラック・ホワイトへと移動してこれるシステム。
今まで育てていたポケモンを引き継げるというだけでなく、シフターしてこないと手に入らないポケモンもいるので、ガチでやりこもうと思っている廃人エリートトレーナーはDSもう1台と第四世代のソフトが必須。
条件
ポケシフターをするための条件は以下の通り。
- 本体の条件
- ブラック・ホワイト側の条件
- 第四世代側の条件
手順
- 第五世代側でシフトファクトリーへ行き、一番奥の人に話しかけ、「上画面に従ってダウンロードプレイを選んでください」と言うような文が表示される画面まで行く。
- 第四世代側のDS本体の電源を入れ、DS本体メニューで「DSダウンロードプレイ」を選ぶ。第五世代側から第四世代側へ、ポケシフターのプログラムのダウンロードが始まる。
- 第四世代側の本体でポケシフターが起動する。以降、操作は全て第四世代側の本体で行うが、完了するまで第五世代側の本体も電源を入れたままにしておくこと。
- ボックスの中からシフターするポケモンを6匹選ぶ。必ず6匹選ばなくてはならない。
- ポケシフターのミニゲームが始まる。
- ミニゲームで捕獲する事に成功した分のみ、第五世代側のソフトに転送されてセーブされる。
ミニゲーム
単純に転送されるのではなく、パルパークのようにミニゲームでポケモンを捕獲しなければならない。
- 上画面に草むら、下画面にボール発射のための弓のような装置が表示される。
- 上画面では草むらから草むらへ、シフターで選んだ6匹のポケモンが各自飛び回っている。ポケモンが移動する速度はそんなに速くないが、たまにかなりのスピードで飛び回るポケモンもいる(ポケモンの種族に関係?)。
- ポケモンは大体2~3回連続で草むらを飛び移り、少し時間を置く・・・を繰り返す。たまに飛び移る時にポケモン同士で衝突して気絶し、一定時間動きが止まる事がある。
- 草むらは中央5×3=15箇所の色の薄い草むらと、端の11箇所の色の濃い草むらがある。色の濃い草むらに入った場合、別の色の濃い草むらにワープして出てくる場合がある(同じ場所からワープせずに出てくる場合ももちろんある)。
- 下画面の弓にモンスターボールがセットされる。タッチペンでボールを引っ張り、射出方向や距離を調整し、放すと発射(上画面に照準は出る)。ボールの個数に上限は無い。
- 草むらから草むらへ飛び移ろうとしている時にボールを命中させるとポケモン捕獲成功。命中さえすれば失敗はしない。
- 草むらに隠れている間は基本的に捕まえられない。完全に隠れている状態ではボールを投げても弾かれてしまう。草むらからちょっとだけ体を見せている状態では投げても捕まえる事は出来ないが、草むらから強制的に飛び出させる事が出来る。
- 残り時間が半分を切ったあたりで、ピンク色の煙のようなものが画面を横切る。煙にボールを当てると、一定時間の間全てのポケモンを眠らせる事が出来る。眠っているポケモンは動かないだけでなく、草むらの中に居てもボールを当てて捕まえる事が出来る。
- 6匹全て捕獲するか、残り時間がなくなるとゲーム終了。その時点で捕まえていたポケモンが全て第五世代側のボックスに入り、捕まえられなかったポケモンは第四世代側のボックスに残る。
最初は手間取って2~3匹程度しか捕まえられなかったりするが、ボールを発射してから標的のところに届くまでのタイムラグ等に慣れれば、すぐに制限時間を1/3くらいは残して6匹全部捕まえられるようになる。
特に、ピンク色の煙を逃さないように気をつけていれば楽になる。
注意事項
- ポケシフターは交換ではなく移動なので、第四世代側は送っただけ単純にポケモンの数が減る。送り過ぎないようにしよう。
- 送ったら戻せない。送り過ぎ(ry
- 第五世代では教え技が殆ど廃止された上に技マシンも多く変更されているので、第四世代でしか覚えられない技が多数ある。第五世代でレベルアップした場合のみ覚える技も当然存在するが、そういうのは育て終わってからシフターして思い出す事も出来るため、可能なら第四世代で育成してしまってから送る方が良い。
- ただし、先述の通り秘伝技は忘れさせておかないとシフターできないため、育成完了したからと言って、シフター予定のポケモンが覚えている「なみのり」や「たきのぼり」等にポイントアップを使ってしまうともったいない。
- アイテムは持ち越せない。何を持たせていても、シフター開始時に勝手にバッグに戻されてしまう。
関連項目
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