『世紀末戦隊ゴレンジャイ』とは
フジテレビ系列で放送されたバラエティ番組「ダウンタウンのごっつええ感じ」内のコントである。
概要
「ダウンタウンのごっつええ感じ」内で全12回放映されたコント。
※2001年放映のごっつええ感じスペシャル内の「新世紀戦隊ゴレンジャイ2001」も含むと全13回。
制作に当たってはパロディ元である『秘密戦隊ゴレンジャー』の版権元の東映、石ノ森プロ、テレビ朝日に許可をもらっている為、ごっつええ感じのコントを収録したビデオやDVDに収録されている。
コントの内容
罪無き一般女性(YOU)に襲い掛か(ってい)る悪の怪人「ドクロ仮面」(浜田雅功)の前に正義のヒーロー「世紀末戦隊ゴレンジャイ」が立ちはだかる。が、毎回色を中心に出で立ちがどこか統一性が無く、突っ込み所満載なゴレンジャイの面々にドクロがいろいろ突っ込みやダメ出しを入れると言う内容のコントである。
後にゴレンジャイのメンバーが扮した「リアルポンキッキ」と「放課後電磁波クラブ」が「ゴレンジャイ」から独立して単独のコントとして放映された。
FLASH・ニコニコMAD
FLASH黄金時代の最中、このコントの第1回目をベースに機動戦士ガンダムSEEDの登場人物で改変したFLASH「ごっつええSEED(その1)」が公開された。なお、この作者の「ごっつええSEED」シリーズは別コントをベースにしたものがあと2作ある。
この後、その時代の人気アニメを中心に改変された派生MADがいくつか作成されるようになったが、使用されるコント・また始まり終わりのタイミングなどから、SEED版を基盤にしたと思われるものが多い。FLASH黄金時代が過ぎた後も、ニコニコ動画ではこのシリーズの新作MADが時折投稿されている。
ごっつええ感じを知らない世代であってもゴレンジャイを知っているという可能性があるのはもしかするとこのシリーズが原因かもしれない。
余談
ちなみにこのコントは戦隊ヒーローのお約束を前提にしたものだが、ゴレンジャーを始祖とする本家スーパー戦隊シリーズでは、マンネリ防止のためにも時々このコントのツッコミ内容に反するようなお約束外しを行っている。
例えば「赤着るのがリーダー」だと言われる場面があるが、このコントの前年である94年度以降、たまに赤以外のリーダーが登場している。ただし物語上の実質的な牽引役は常に赤である。
また「自分と同じ色がいる段階で(戦隊ヒーローとして)成立してない」という旨のツッコミがあるが、後に未来戦隊タイムレンジャーなどでひとつの戦隊に同じ色の戦士が複数いる例が登場している。また海賊戦隊ゴーカイジャーでは、全員が過去のスーパー戦隊の戦士に変身できる力を持ち、時々全員が同じ色の戦士に変身して戦うことがあった。さらに烈車戦隊トッキュウジャーに至っては、戦士1人で5色を掛け持ちする形式に至っている。
関連動画
関連商品
関連項目
- 7
- 0pt