夜叉姫(やしゃひめ)とは、桃太郎伝説シリーズのキャラクターである。CV:横山智佐(桃太郎電鉄HAPPY)
概要
『桃太郎伝説Ⅱ』(以下:II)および『新桃太郎伝説』(以下:新桃)においては金太郎・浦島太郎と並ぶメインキャラの一人であり、数少ない女性の仲間なので人気が非常に高い。作品のテーマである「勇気、希望、正義、愛」の中で「愛」を担当し、最強武器および防具は『愛』の名を冠している。桃太郎伝説外伝には彼女が主人公の短編もある。
新桃では伐折羅王、Ⅱでは地獄王の娘。PS版では親は不明だが鬼の王族として登場する。新桃では鬼子母神の血を引くダイダ王子、月の姫の血を引くアジャセ王子という二人の兄が居る。夜叉姫自身は伐折羅王と人間の女性との間に出来たハーフで、身長144cm、体重36kgという設定だった。
桃太郎伝説シリーズにおける夜叉姫
いずれのシリーズでも氷の塔で登場し、中盤の壁として桃太郎の前に立ちはだかる。
ある程度ダメージを与えると本気になり、能力値を上昇させてくる攻撃パターンはシリーズ共通。倒すと改心して仲間になるのだが、シリーズによって若干攻撃方法や改心後の段に違いがあり、一人称も微妙に違う(初登場のⅡだと『あたし』、新桃とPS版では『私』)。当初は好戦的な性格で、戦闘時も目を赤くギラつかせた表情をしているが、改心すると穏やかな顔になって口調も淑やかになる。
Ⅱ及びPS版では最初は直接攻撃だけだが、本気を出すと能力上昇後に二人に分身して術を使い始めてくる。PS版では後述する流れ星の術も使ってくるが、新桃ほどのぶっ飛んだ威力は無い。倒して仲間にした際に「一からやり直す」等の発言があるが段が下がる事は無く、それどころか加入時の段は30段(Lv.30)とかなり強い。
新桃では最初からふにゃら等の術で此方の防御力を下げてくる上に、本気を出さずとも直接攻撃も中々強く侮れない。本気を出すと能力値が軒並み二倍になり、流れ星の術で味方全体に痛恨の一撃を与えてくるため、パーティが半壊させられる事も。これに泣かされたプレイヤーは数知れず、新桃における初見殺しおよびトラウマの一つとして数えられている。他と同じく倒すと「生まれ変わって一段からやり直す」という発言をするが、ⅡやPS版と違って本当に一段(Lv.1)まで段が下がるため、今度は育成という面でもプレイヤーは泣かされることになる。
桃太郎電鉄シリーズにおける夜叉姫
初期の桃太郎電鉄ではCOMキャラの一人で、何を置いても貧乏神をなすりつけてくる思考パターンだった。Ⅲからその座をかぐや姫に譲り、桃太郎と一緒にニュースキャスターを務めるようになった。
また、さくまあきら氏からは「桃太郎電鉄」シリーズに認められていないが、SSで発売された「桃太郎道中記」では久々にCOMキャラとして復帰。こちらでは、とにかく目的地へ向かって突っ走るという「きじた」や「はらだし」の思考パターンになった。
関連動画
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関連項目
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