小山桂司単語

• 概要
• プレースタイル
• 成績
• 関連動画
• 関連商品
• 関連コミュニティ
• 関連項目
• 掲示板

小山桂司（おやま けいじ、1980年11月19日-）とは、宮城県出身の元プロ野球選手（捕手）である。

概要

秋田経済法科大学を中退してシダックス入り。当時監督だった野村克也の下で才能が開花し、2005年に北海道日本ハムファイターズに大学・社会人ドラフト5巡目で入団。同期には八木智哉、武田勝、川島慶三、陽岱鋼等、現在も活躍している選手が多数いる。

2006年は寝坊に加え、様々な素行不良を起こしてオフに球団から減俸処分を科せられる。その後も「中田を励ます会」と称して当時ルーキーだった中田翔、妻子持ちの糸井嘉男を合コンに連れ出す、若手に鉄拳制裁をかます等の行為をやらかし、野球の方でも鶴岡慎也、高橋信二らの壁に阻まれ2008年オフに戦力外通告を受ける。

その後トライアウトで落合博満に見出され、2009年中日ドラゴンズに移籍。この年中日では入れ替わりで同じく捕手の小山良男が退団したため、結構紛らわしいこととなった。

あの中村紀洋を白くした球団だけあり、中日移籍後は更生に成功したのか、キャンプで一軍に抜擢され、オープン戦でも結果を残して開幕一軍に定着。その後谷繁元信の故障時に代役として活躍し、谷繁がいる時でもチェン・ウェイン、朝倉健太が登板する時はスタメンマスクを被る等、小田幸平に代わり2番手捕手の座を獲得した。

2010年も開幕一軍に入るが朝倉の不調や小田の復調もあり、出場機会が減少した。

2011年は谷繁の離脱時に小田と併用され、51試合に出場、打率.280とそこそこ結果を残したが、オフに金銭トレードで東北楽天ゴールデンイーグルスへ放出されることになった。

2012年は正捕手の嶋基宏の故障により22試合に出場する機会を得たが、その後は伊志嶺忠や小関翔太といった選手たちの台頭によって出場機会が少なくなり、2015年に6試合の出場に終わるとオフに戦力外通告を受け、10月28日に任意引退公示された。

引退後は中日のブルペン捕手兼打撃投手に就任。4年間同職を務め、2019年オフに中日を退団した。

中日退団後は、名古屋市内で飲食店を経営している。

プレースタイル

遠投110ｍを誇る強肩捕手で、高い盗塁阻止力を誇る。しかしキャッチングに難がある等まだまだ谷繁からレギュラーの座を奪うには時間がかかる。

捕手にしては珍しい俊足であり、50ｍ走は5秒8とも言われ中日の俊足選手にもひけをとらない。そのため代走で起用されることも多い。

日本ハム時代は出番を増やすため捕手の他にも一塁手、三塁手、外野手を守り、中日移籍後も一軍で一塁手を守った。

打撃に関しては得点圏打率が打率より高い傾向がある等意外性がある。

成績

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	死球	三振	併殺打	打率	出塁率
2008年	日本ハム	27	31	29	3	5	1	0	0	0	0	1	0	1	0	3	5	.172	.200
2009年	中日	59	137	122	13	19	5	1	1	10	0	1	0	12	2	31	1	.156	.243
2010年		35	76	65	5	14	3	0	0	4	0	3	3	5	0	20	3	.215	.260
2011年		51	102	82	7	23	4	1	1	10	1	3	1	16	0	31	0	.280	.394
2012年	楽天	22	65	58	4	13	1	0	0	6	0	2	2	3	0	15	1	.224	.254
2013年		5	8	6	0	1	0	0	0	0	0	0	0	2	0	2	0	.167	.375
2014年		2	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
2015年		6	6	5	0	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	2	0	.000	.000
NPB：8年		207	445	367	32	75	14	2	2	30	1	11	6	39	2	104	10	.204	.280

関連動画

募集中

関連商品

関連コミュニティ

関連項目

• プロ野球選手一覧
• 松坂世代
• 東北楽天ゴールデンイーグルス
• 中日ドラゴンズ
• 北海道日本ハムファイターズ
• 野村克也