町田樹(まちだ たつき)とは、日本のフィギュアスケート選手である。
概要
1990年3月9日生まれ。神奈川県川崎市に生まれ、3歳のとき、父親の転勤で引っ越した千葉県松戸市でスケートを始める。その後さらに父親の転勤で広島県に引っ越してからは広島を拠点に岡山県等で練習していた。
ジュニア時代は好成績を残すが、シニアに移行してからはしばらく成績の浮き沈みがあった。
しかし2012-2013シーズンにGPファイナルに出場すると、次の2013-2014シーズンもGPファイナル4位入賞、全日本選手権2位入賞という好成績でソチオリンピック出場権を得る。5位入賞。初出場の世界選手権ではSPでほぼ完璧な滑りを見せ首位に立ちFSでもクリーンに滑り切るが、0.33点差で逆転され惜しくも2位となった。
自身の演技を芸術作品と捉え、ヘーゲルを愛読するなど一風変わった性格で、2013-2014シーズンのテーマは『エデンの東』の一節に出てくる言葉「ティムシェル」。「汝、治むることを能ふ」という意味らしい。フリーの『火の鳥』はバレエ作品のみならず、同名の手塚治虫の漫画も参考にしているとか。
2014-2015シーズンはスケートアメリカ優勝、ボンパール杯2位で3年連続GPファイナル進出を決める。6位。全日本選手権は4位だったがシーズンの成績から世界選手権代表に選ばれる。ところが町田は突如引退を宣言。2015年4月から早稲田大学大学院スポーツ科学研究科に進学し、研究の一環としてアイスショーに出演し、自作のプログラムを披露している。
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