音楽ファンタジーゆめとは、NHK教育でかつて放送された5分間のクラシック音楽番組である。
概要
クラシック音楽にCGアニメーションをつけて紹介する音楽番組。5分間という短い時間に同じ曲が2回流れるため(詳細後述)、取り上げられる曲は大幅なカットや編曲がおこなわれていることがある。
1992年4月6日から1999年4月2日まで、朝・夕の2回放送されていた。
番組構成
番組は前半・後半の2パートからなる。
前半パートでは、CGキャラクターによるアニメーションが放映。第1期(1992-93)は野菜と楽器をモチーフにした「フルーツ&ベジタブルオーケストラ」、第2期(1994-96)はパソコン本体とマウスの兄弟「テクテクキッズ」、最終期(1997-98)はその両方が登場した。これらのキャラクターによって、ある程度曲に関連したショートストーリーが展開される。
前半終了後、その回で取り上げる曲のタイトル・作曲者が紹介される。
後半パートでは、音楽にのせてオリジナルのCGアニメーションが繰り広げられる。このCGアニメーションは様々なCG制作者によって作られているのだが、妙に不気味だったり謎の生物が登場したりと当時幼かった視聴者にとってはちょっとしたトラウマになっていることがある。中でも田中秀幸(同姓同名の声優とは別人)によるCGアニメーションは強烈なものが多い(→恐怖の田中秀幸シリーズ)。
エンドクレジットには、第1期はCGで作曲者の似顔絵が出る。第2期・最終期は統一のエンドクレジット。
関連動画
関連項目
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