rFactorとは、Image Space Incorporatedから発売したWindows用のレースシミュレーターである。
概要
rFactorは、エレクトリック・アーツのSports Car GTやF1シリーズ、NASCAR Thunderシリーズ等を制作したImage Space Incorporated(以下ISI)の最新レースシムであり、2005年8月31日に発売された。
rFactorはISIの最新ゲームエンジンであるgMotor2エンジンを採用しており、このエンジンはSimbinのGTRシリーズやRACEシリーズ、EAのNeed for Speed Shift等にもベースエンジンに採用されている。
rFactorはユーザーによるModの導入を前提としたゲームになっている。詳しくはModの欄を参照。
発売から8年近く経った今でも、PC用レースシムの中では一番の人気を誇り、今でも日夜マルチプレイ対戦のサーバーが立てられ、盛況なサーバーでは40人を超える人数でのレースが開催され、実際のレースにも劣らないバトルが繰り広げられている。またその古さゆえに、要求スペックが低いことも現在では魅力の一つといえるだろう(その気になればノートで十分動かすことができる)。
既にISIから続編となるrFactor2の開発がアナウンスされており挙動やFFBの向上は勿論のこと、グラフィックの向上、レース中の天候変化、ドライバーやピットクルーなどのアニメーションなど様々な新機能が実装される。
発売時期は2013年予定。
Mod
rFactorのキャッチコピーの「CUSTOMIZE,CONTROL,CONNECT」にもあるように、Modによるカスタマイズが推奨されている。
世界中の新旧様々なレースカテゴリーやサーキットが有志によって制作されており、レモンやアンパンマン号など一発ネタから実際にレースに出場しているドライバーやエンジニアを交えて開発しているModや、サーキット制作にレーザースキャナを現地に持ち込む物など超本格派までバラエティに富んでおり、中にはプロのレースチームがドライバーシミュレータにrFactorを用いて設計していたりもする。
自動車Modの例
サーキットModの例
これらの自動車やコースの組み合わせ次第では、実際のレースではありえないシチュエーションでレースが楽しむことが出来る。
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