ニコニコ大百科

まあ、正史の記述だけを考慮しましても、
普通に７０歳以上は確実なわけですし、
それだけの年齢でも戦場で指揮を執り続けていたのも事実ですし、
普通に熟練の老名将、という事で
いいキャラではないかと思うのですけれどねえ。

あんまり酒とか飲まなかったから長生きしたのかな

三国志読んでると結構長生きの人おるよ
戦死や飢饉のある戦乱だし産む方も産まれる方も命がけの時代だから平均寿命は短くても、いつの時代も生きる人は生きるんだよね
魏の大尉高柔は90歳、呉の大司馬呂岱は95歳まで生きた
蜀のグチグチ爺来敏に至っては97歳まで生きてる
史実の廖化は黄巾賊とは無関係な荊州出身者だろうけど、実際に黄巾の乱から100年近く戦乱の世を生きてた人もいたと思うよ

廖化主役の戯史三国志読んだけどなかなか面白かった
正史と演義を上手く混ぜてアレンジして廖化視点の劉備一行の物語として楽しませるようにできている

ただせっかく廖化が主人公なのに諸葛亮死後の老将廖化の奮闘がほとんど書かれていないのが勿体ないなと思ったな
そこが作者の書きたい事では無いというのは分かるが…

２３８年の南安の戦いは、
廖化の各個撃破による完全勝利ですが、
あまり創作とかでも登場しないのが寂しいと思いますかね。

呉から蜀に戻る時に「死んだ」という噂を流し、人々がそれを信じて警戒を解いた時に蜀に戻ったせいか、実際に死んだ時には「本当に死んだのか？」と疑われたらしい。

>>66

虚実の玄妙、まさに孫子の真髄
生ける元倹、死せる元倹、ともに敵手を惑わす

>>66
かっこいい書きこみの文章ですね。

今更だけど、なんで廖化が黄巾の乱に参加したってことになってるんだろな
演義にはそんなこと一言も書いてないが

「黄巾賊は全員黄巾の乱に参加している」という思い込みのせいかな
（正史では知らんけど）演義の黄巾党は乱後16年経っても活動してるので
乱の時点では赤子だった人も結構いると思われる

演義では廖化登場時、「黄巾賊の少年（若者）」と書かれてる
この時点で少年なら黄巾の乱では出生前か幼児か赤子
黄巾の乱に参戦してた可能性は低い

仮に演義の登場を16歳とすると、黄巾の乱時は0歳、享年は80歳となる
正史とも一応合致してるしこれが妥当だろう

あと誤解されてる理由に周倉の混同があるんかな
周倉と廖化って登場エピソードがそっくりなんだが、あっちは黄巾の乱に参加したと明言されてるから
（逆に周倉は齢については記述なし）


まあ廖化90越え説は、史実とも演義の記述とも矛盾するわけだし
何かの間違いだと断定して良さそう

ここまで言ってなんだけど、そもそも演義って適当な年齢設定も多いんだよね
姜維とか趙雲とか　だから廖化の年齢も適当な可能性もある
しかしどのへんが「適当」なのかはまだ考える必要がある（たぶん）

例えば趙雲は、北伐時70歳とか書かれてるけど、これ真に受けると
劉備より年上になっていろいろおかしいことになる
単に老将って強調したくて適当に70って言っただけだろと、大抵の人はスルーしてる

で、廖化はどうかというと、どう考えても「黄巾」が適当側だろう
過去はどうとか具体的にどの部隊にいたとか設定一切無いし、
わかりやすく元悪党って示すため適当に黄巾巻かせてだけな感
むしろ"少年(若者)"って書いたのは正史との矛盾をなくすための記述で、こっちが本来の設定に思える


纏めると、
趙雲は、70超えは適当、劉備より年下が本来の設定
廖化は、元黄巾は適当、若者ってのは本来の設定
とみなすのが妥当じゃないかと

そもそも廖化が黄巾残党という設定がフィクションだが、その「黄巾」というのも、史書では黄巾の乱に参加してた連中かどうか不明な、実態としては黄巾の乱以降発生した群盗や小規模勢力という扱いなので、真面目に黄巾の乱から計算して年齢を考えること自体が無意味

ぶっちゃけ廖化90歳って演義設定じゃなくてコーエー設定と呼んだほうがいい気がする
なんだかんだ廖化をはっきり黄巾の乱に出しちゃってるのって有名所じゃコーエーだと思うし

「蜀中無大將，廖化作先鋒」
意味は「ろくな奴がいない場合、とりあえず年寄りが責任を持つ」
…ひでぇ扱い

>>69-73
繁体中国語検索で原文見る限り、演義でも黄巾の残党とは書かれてないように見えるな
格好が「頭に黄色い巾」だったから関羽側に黄巾の残党と思われてるだけで素性の言及はそもそもない

まじでいつになったら三国無双でPC化するのやら…

キャラデザはブラストで出たからこれから本家に輸入されるかもしれないしエンパだったら自分で作れるぞ！
正直後期シナリオはそうでもしないとモブばかりでな、蜀に限った話じゃないけど