黒木洋美とは (クロキヒロミとは) [単語記事]

黒木洋美（くろきひろみ）とは、アニメ『ハイスクール・フリート』の登場人物である。CV.相川奈都姫。

プロフィール

横須賀女子海洋学校一年生。航洋艦「晴風」において機関助手を務める。居室は第四兵員室。
千葉県銚子市出身で、中学時代までは口調に訛りがあった。高校入学前にどうにか直した模様。

ウェーブの掛かった焦茶色のロングヘアを持ち、169cmの高身長は艦内トップ。
吊り目ぎみでクールな外見もあいまってか艦内では野間マチコと女子の人気を二分しているようすが窺えるが、本質的には思い込みの激しい情熱的な気質の持ち主。かつてブルーマーメイドのイベントで姉・真冬の手伝いに駆け回っていた所を出会った「晴風」副長、宗谷ましろに強い憧憬を抱いており、入学までの間に友人となっている。

また、直属の上司にあたる江戸っ子機関長柳原麻侖は、同郷の親友にして「唯一無二の幼馴染」であり、本来情熱家の洋美を上回る勢いで暴走しかねない麻侖を一歩引いてフォローするのが洋美の役目。そのコンビネーションは麻侖をして「クロちゃんはあたしの女」と言わしめるほどだが、肝心の洋美自身は「麻侖とましろに同時に遊びに誘われたらましろを選ぶ」と言ってしまうレベルでましろに惚れ込んでいる。頑張れちびっこ機関長。

「晴風」乗艦後は、何かと負担のかかる機関科組であるのみならず、ましろが艦長でなく副長の地位にある人事配置に不満を持っている様子もある。その一方で、ヴィルヘルミーナに艦内を案内するなど面倒見の良いところも見せていた。

その後も艦長の岬明乃を目の敵にする場面が何度かあったが、第10話の赤道祭では決勝で明乃と相撲で対戦。完膚なきまでに打ち倒したあと、倒れた明乃に手を差し伸べた。これをもって、明乃への悪感情は吹っ切ったのだろう。