肺とは、
- 器官の一つ
- 東洋医学における五臓の一つ
である。ここでは1.について記載する。
概要
胸郭と横隔膜によって伸縮を繰り返し、空気の出し入れを行う、呼吸を司る器官。
人体において、ポンプの役割を担う心臓とのつながりが特に深い、様々な器官が集合する人体の要所の一つ。
呼吸を行うと、酸素が豊富に含まれた空気が気道を通って肺に取り込まれ、二酸化炭素を多く含む空気が逆側に押し出される。
肺は心臓の両側に一つずつ存在する。胸部はそのほとんどの空間を肺に占められている。
心臓のスペースを確保する関係上、左の肺は右の肺よりも小さい。
内部は空気で充満した管が大量に詰まっているので、肺はスポンジ状になっている。
肺の中には、肺胞という、毛細血管に囲まれた小さな袋があり、この毛細血管を流れる血液との間で酸素と二酸化炭素の交換が行われている。この交換をガス交換という。肺胞を平らに広げると、テニスコートの半分を覆うほどになる。
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