はちゅねミク小型化戦争(―こがたかせんそう)とは、2008年に勃発した科学タグでの技術革新競争である。
概要
どのように動かすかといった所にみんな知恵と工夫を凝らしており、動力が同じ人がほとんどいないのが見所でもある。さらに攻防がマイクロメートル単位に入ってからは、本体の制作もさることながら、撮影方法も大きな困難として立ちはだかるようになった。
単なる小型化だけでなく、どのようなブレイクスルーを持ってきたか、どうやって撮影しているのかといったところも楽しめる動画となっている。
経緯
胎動 ~ 10mm前夜
2008年6月のニコニコ技術部タグでは、8ヶ月ぶりの懐かしい面々がはちゅねネギ振りクラフト動画を投稿しており「ネギ振りブーム再燃」という風情にわいていた。自称ワイパーの人ことはちゅね時計制作者、自然に優しいネギ振りの人、そしてわたあめPといった面々が勢揃い懐かしくも新しいネギ振り動画が次々と投稿される。
チルノ時計の人といった、最近参画してきたニコニコ技術部員らもこの機会を逃すものかと次々と参入。みな独自の発想と技術でネギを振り、軽いお祭り状態となっていた。
InterfacePこと、なちゃ氏もこのタイミングを逃すモノかと入ってきた新規参入メンバー。彼は「小型化」という技術に挑戦、自作アクチュエーターによる 40mm ネギ振りはちゅねを2008年6月29日に投稿する。
なちゃ氏はこのとき裏で「がんばれば 1cmもいけそうですよ」とコメントしている。
そして、独自の研究を重ね、なちゃ氏はついに 10mm のネギ振りはちゅねを投稿する。
2008年7月5日 18:08 のことであった。
勃発 はちゅねミク小型化戦争~ 0.5mm(500μm)
流石に 10mm というサイズはインパクトがあり、多くの視聴者に影響を与えることとなる。
10mm はちゅねが投稿された 3時間後の 2008年7月5日 21:15 akira_you氏が 5mm のネギ振りはちゅねを電撃投稿する。明らかになちゃ氏へ対しての挑戦であり「喧嘩売り」であった。
コレに触発された面々が次々に 10mm 以下のサイズにチャレンジを開始する。
「はちゅねミク小型化戦争」勃発の瞬間であった。
光学顕微鏡の限界~2μm→0.2μm
争いは終息したかに見えたが、2013年4月29日 ほげ氏が投稿した動画(sm20724482)において、2μm単純化はちゅねミクによるネギ振り、後半部では光学顕微鏡の観測限界である0.2μmでのネギ振りに成功したことが判明した。
人類の技術進歩の終焉まで、はちゅねミク小型化戦争は続く・・・のかもしれない。
関連動画【技術革新編】
はじまり(4cm = ゴルフボールの直径)
ミリの世界へ(5mm = アカアリの体長)
マイクロメートル(ミクロン)の世界へ(500μm = ヒトの卵子の直径)
微生物の世界へ(約200μm = ゾウリムシの体長)(約110μm = 髪の毛の直径)
現在の最小動画(約2μm)
関連動画【解説・その他編】
解説
参考記録
腕振り不能のため。
失格(笑)
- 10ミクロンはちゅねミク: なにげにネギ振りアニメの作画が丁寧です。
- 6ナノメートルのはちゅね: パブリックドメインの画像を使用しているのがいいですね。
- 12.8ミクロンはちゅね: 走査型電子顕微鏡で撮影されたなめらかなネギ振りが見物です。
関連商品
関連項目
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